2月26日、39総会期第3回(通算第37回)救援対策本部会議を、教団会議室にて開催した。最初に募金状況として、2月26日現在で、国内募金の総額が9億6345万5451円(前回より約2600万円増)、海外からの献金の総額が3億8587万5005円(同約630万円増)となっていることが報告された。また、募金については本年3月末日をもって終了することを確認した。
続いて救援対策室及び担当幹事から、被災教会会堂・牧師館再建復興支援・貸付執行および返済状況、こひつじキャンプ開催(台湾にて)報告及び計画、RCA並びにEMSからの献金入金、被災地支援演奏会計画、台湾からのボランティアチーム来訪予定(7~9月)等の報告がなされた。
被災教区報告として奥羽教区からは、宮古教会会堂・幼稚園舎建築状況、一関教会礼拝堂修復工事計画、江刺教会礼拝堂建築計画、震災4年を覚えての礼拝開催予定等の報告がなされた。東北教区からは、東北教区被災者支援センターエマオ活動状況、同センタースタッフ雇用検討、東北教区放射能問題支援対策室いずみ活動状況、震災4周年記念礼拝開催計画等の報告がなされた。関東教区からは、被災教会会堂建築状況、震災4年目の記念集会開催予定等の報告がなされた。
その他、『東日本大震災救援対策本部ニュース』第16号発行、および今後の発行計画の報告がなされた。
審議事項においては、まず救援対策本部会計予算案について審議し、被災教会数の確認、支援・貸付執行状況の確認、今後必要になると思われる資金見込みの検討等をふまえ、2015年度救援対策本部会計予算(事業活動支出計1億3685万3407円)を承認した。
また、現在教団として実施している救援活動の確認、米国におけるこひつじキャンプ開催計画(継続審議)、本部委員による被災教会訪問計画、福島教会献堂式(3月21日)への本部委員派遣等を扱った。
(雲然俊美報)