九月一日(木)、 第五回「新潟県中越地震」被災教会会堂等再建支援委員会が開かれた。
(1)事務局報告
第34総会期第二回常議員会において「『新潟県中越地震』被災教会・被災地を覚える主日制定に関する件」が原案通り可決された。
(2)関東教区報告
「新潟県中越地震」を覚える主日制定に基づき、記念礼拝を実施する。
(3)協議
関東教区報告の被災状況一覧をもとに、当委員会募金の支出について協議した。①既に教区で立て替え着工済みを含め二教会の補修について支出することを承認(合計 二、九八六、四九〇円)、②被災信徒宅見舞について、関東教区の提案(割賦案)を検討の結果、原案通り支出することを承認(56件合計八、〇四〇、〇〇〇円)、③「新潟県中越地震」を覚える主日の行事を関東教区と当委員会の共催で行い、記念礼拝(於十日町教会)の説教者として小橋孝一委員長を派遣する。
関東教区から毎回詳細な報告を受けている。今回も一七頁にわたる資料をもとに検討を重ねることが出来た。被災教会は震災後、一九年ぶりの豪雪に加え、六月には大雨にも見舞われ、雨漏りが始まるなど震災を原因とする新たな被害が明らかになってきている。また、現在の場所が借地で建て替えが難しいため移転新築を考える教会、地盤崩壊の可能性が大きいため現在地での再建でなく移転を視野に再建計画を練っている教会等、土地取得から始めなければならない所もある。
冬が来ればまた雪との戦いが始まる。昨冬は購入した除雪車でどうにか凌げたが、来冬は雪の置き場が使えなくなるかもしれないとのこと。消雪パイプの復旧が急がれる。
二年間で一億五千万円の募金を目標に始められ、現在その二三% が献げられている。必要な時にすぐ応えることが出来るよう一日も早い目標達成に向け力を尽くしたい。
(朝岡瑞子報)