第九回「新潟県中越地震」被災教会会堂等再建支援委員会が六月六日教団会議室において開かれた。
(1)事務局報告
◎献金累計額(六月五日現在)九六、二七二、五三三円。このうち、四月一日以降の増加額は四、四三九、九四〇円。一六六件。
◎ 栃尾教会外壁工事費用一三六、五〇〇円を送金した。
◎ 「支援ニュースNo.5」を各教会、各教区総会に向けて送付した。
(2)関東教区報告
村田元中越地震被災教会・被災地支援センター統括主任から被災教会の現況について報告を受けた。
①長岡教会=会堂、牧師館、教会墓地の修繕が終わり、新しい思いで、希望に満ちて二〇〇六年度を歩みはじめた。②栃尾教会=教会の内壁、外壁、基礎部分の修復工事がおおむね終わった。③十日町教会=牧師館の取り壊しを昨年末に実施、近く建築が始まる。牧師館建築後会堂の補修、十日町幼児園、山本愛泉保育園の補修・改修工事の予定。④見附教会=地震で教会敷地の土壌が液状化し崩壊のため現在地での再建を断念。現在地から徒歩約五分の地に移転し、会堂・牧師館を建築することを昨年十二月の教会総会で決定。土地の取得契約、新会堂・牧師館建築の具体的協議が、熊江秀一牧師(代務者、新潟地区長)、約二〇名の教会員を中心に進められている。今年一年かけて計画、来春着工の予定である。⑤小出教会=被災後、会堂牧師館の建設地について協議を重ねてきた。その結果、現在地での再建をめざすこととなった。今年は現会堂等の取り壊し、来春新会堂等の建築着工の予定である。
(3)支援計画
◎五月末に開かれた関東教区総会は、教団の中越地震会堂等再建支援募金に全力を挙げて協力すること、教団の募金目標額一億五千万円の五〇%、七千五百万円を関東教区諸教会・伝道所の目標額として取り組むことを決議、被災教会の再建に熱い心意気を示した。その取り組みの分かち合いをお願いする。
(樋田利明報告)