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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4607号】帰国宣教師活動報告に聞く 第五回世界宣教協力委員会

2006年7月22日

去る六月二〇日(火)午前十一時より午後六時まで教団会議室において第34総会期第五回世界宣教協力委員会が委員全員の出席を得て行われた。
今回の委員会では二人の帰国宣教師をお迎えして昼食を共に頂いた後、その活動報告を伺った。
サンパウロ福音教会(ブラジル)で働かれた小井沼真樹子宣教師は、現地の貧しい人々の中にあって自分が富める階級に属する者であり、多く与えられている者として多くの責任を求められていることを自覚させられたことや、日系人の高齢化に伴い、介護の仕事にたずさわるようになられた様子を語られた。また、重い病にかかられた小井沼国光宣教師の状態も報告して下さった。
米国パイン合同メソジスト教会で働かれた西村篤宣教師は、報告書に基づいて教会における働きや日系人高齢者ホームの事業等、多岐にわたる活動の報告をされた。
次に、昨年十一月よりジャカルタ日本語キリスト教会で働いておられる松本章宏氏と面談し、同氏を教団派遣宣教師として派遣することを決定した。
続いて台北の国際日本語教会の宣教師に応募されたうすきみどり氏と面談し、同氏を宣教師として派遣することを決定した。
また、ハワイのオワフ日本語ミニストリーからの宣教師派遣要請に応募された方々と面接し、推薦者を決定した。
その他には、二〇〇五年度の決算承認と二〇〇六年度予算案の承認、また常議員会よりの回付議案である「宣教師に関する規定」の原案が提示され、これの承認がなされた。
さらに、現在補教師である教師は正教師試験に合格しても按手礼が受けられないとの信仰職制委員会の答申があり、教規上の不備が指摘され、改定等の方策を検討した。
最後に、CoCの解散に伴う組織改編について協議がなされた。
(木下宣世報)

教団新報
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