9月26日、38総会期教団救援対策本部第9回(通算第26回)会議を、教団会議室にて開催した。
まず、9月26日現在の国内募金総額が6億148万1027円(前回会議以後約1400万円増)となり、6億円を超えたこと、海外からの献金は2億5555万3946円となっていることが報告された。
続いて救援対策室から、台湾からのボランティアワーカーの活動報告のほか、UMCOR(アメリカ合同メソジスト教会海外災害支援部)への支援申請に関して担当者と会い、そこで求められた書類を整えたこと、教団会計監査委員からの指摘事項に関して調査と検討をしたこと、救援対策本部会議予算執行状況を確認したこと、今後の活動計画を検討したこと等が報告された。
これに対して委員からは、教団の救援活動の内容をまとめて整理してほしいとの要望や、ボランティアワークの内容、および、教団の救援活動期間の見通しなどについて今後検討が必要であるといった意見が出された。
被災教区報告として、奥羽教区からは、千厩教会新会堂・牧師館献堂式の報告のほか、新生釜石教会の修築計画、および、宮古教会の移転新築計画の進捗状況の報告がなされた。
東北教区からは、被災教会の再建復興状況、被災者支援センター活動、東北教区放射能問題支援対策室開設および初動準備状況、第4回北日本3教区短期親子保養プログラム実施等の報告がなされた。
関東教区からは、被災教会再建復興状況の報告がなされた。
国際会議開催に関しては、東北教区および東北学院大学との打ち合わせや、実務的な準備作業を進めていることが報告された。
審議事項においては、教団監査委員からの指摘事項に関する調査報告内容をまとめたほか、ボランティアワーカー受け入れのための取り決めの作成や『救援対策本部ニュース』第11号の発行計画等について検討した。
また、会堂牧師館再建復興支援に関しては、伊勢崎教会からの支援申請を承認した(支援金3500万円、貸付金2400万円)。
次回会議は、10月25日、教団会議室にて開催する。
(雲然俊美報)