【4580号】〇六年度予算立案基本方針協議 第二回予算決算委員会

第34総会期第二回予算決算委員会は五月九日・十日の両日教団会議室で開催された。
飯塚拓也委員長より議事日程が諮られた後、竹前昇総幹事より、挨拶を兼ねて二〇〇四年度決算の概要報告があった。
続いて計良祐時財務担当幹事より同決算について詳細な報告があり、一同は長時間の協議を行ない、収支科目全般について確認し、決算案を承認し、次回常議員会に諮る事となった。
出版局繰入金と運営資金繰入が消滅し、収支差額三八〇万円の剰余金を生む黒字決算となったのは、教団財政としては大きな前進である。監査については、六月一五日・一六日の両日行われる予定である。
次に全国財務委員長会議について検討し、九月一九日・二〇日の日程および会議の議事内容を協議、教区財務状況報告書の書式を統一する事が提案され、内容の検討を行なった。
ペイオフ対策については現状の教団本会計の金融機関の選定、金銭管理について確認する必要と、ペイオフ対策のルール作成について検討を行なった。
二〇〇六年度の予算を立案するにあたっては、従来のように支出から検討するのではなく、収入総額から予算規模を検討することとし、収入の基礎である教区負担金について検討し、二〇〇五年度と同額の場合、および1%減の場合について、予算を考えることとし、予算を立てる手順について種々協議を行なった。
次に予算管理について検討し、予算編成内容の把握、管理の担当部門、予算決算委員会としての管理、補正予算の提案時期等について協議を行なった。
年度報告C表の見直しについては、かねてから出されていた問題点を、検討した委員より案の説明があり、一同で協議を行なった。C表の数値は教区負担金算定の基礎であり、教区負担金算定が公平性を欠くことのないよう協議を行ない、さらに継続して検討することになった。
おわりに監査基準について、計良財務担当幹事より、“日本基督教団会計監査基準”について説明があり一同の理解を深めた。
(池田浩二報)

【4580号】再建伝道 開拓伝道 支援を五年延長 中部

第五五回中部教区総会が、五月一七日、一八日、名古屋中央教会を会場に開催された。開会礼拝の後、正議員二〇二名中一八二名の出席で総会は成立し、仮執行順序が承認され、議事に入った。
一日目の主な議事は、常置委員会報告、各部各委員会報告、教区三役選挙、常置委員選挙であった。
特に常置委員会報告の中で、「『靖国・天皇制』問題委員会、『性差別問題』委員会を継続しないこと」の決議(二月常置委員会)に関して、質問と意見が活発に取り交わされた。
また、この議論は二日目の議案「二〇〇五年度宣教実施目標(案)」の場でもなされ、二つの委員会を再度設置して、この課題に取り組んで欲しいという趣旨の修正案が出されたが、論議の結果、この修正案は否決され、原案通り可決された。
二日目は、逝去教師記念追悼会、隠退教師感謝会に始まり、四名の准允式と一名の按手礼式が執行され、共に主の恵みを分かち合う事ができた。
特に宣教実施目標案以外に報告すべきは、次の二つの議案である。
一、再建伝道費と開拓伝道献金の継続に関して
現在、教区による再建伝道として福井地区・丸岡教会、また教区による開拓伝道として愛知西地区・桃花台伝道所を指定し、取り組んでいる。この支援を、なお五か年、延長することを可決した。
二、年金対策金に関して
先の教団総会において年金に関する議案が可決されなかったが、中部教区はこの問題を重く受けとめ、二〇〇四年度の年金対策金四〇〇万円、および二〇〇五年度の年金対策金四〇七万円(二〇〇三年度教区内諸教会・伝道所経常収入総計の〇・五%)を教区内諸教会・伝道所よりの謝恩日献金として捧げる議案が、常置委員会より出された。活発な議論が交わされたが、原案どおり可決された。
選挙結果は以下の通り。
【議長】楠本史郎(若草)、【副議長】高橋潤(中京)
【書記】加藤幹夫(阿漕)
常置委員
【教職】武田真治(金城)、横山良樹(半田)、小宮山剛(富山二番町)、井ノ川勝(山田)、渡部和使(名古屋北)、須藤茂明(華陽)、釜土達雄(七尾)、滝口洋子(鈴鹿)
【信徒】大杉弘(若草)、篠田優(熱田)、川原潤(羽咋)、本弘禮子(津)、阿部美男(名古屋北)、中村友之(各務原)
(加藤幹夫報)

【4580号】共同体性と連帯性を深める 東北

第六〇回東北教区総会は五月二四~二五日、仙台青葉荘教会、東北教区センター「エマオ」を会場に開催された。開会時、出席正議員は一七七名中一二四名。 開会礼拝・聖餐式後、一名の按手礼式、四名の准允式が執行された。続いて教区センター館長就任式が行われ、工藤正剛氏を専任館長として迎えた。
教区四役選挙が行われ、福島純雄議長(郡山)が再選、副議長には高橋和人氏(仙台東六番丁)を選出、正副議長の推薦により宮崎新氏(福島伊達)を書記に選任した。また宣教部委員長に小西望氏(仙台北)が選出された。
前総会決議により機構改革が行われ、地区再編と宣教共働会計設立による地区主体の教会互助体制となって一年を経過した。新地区編成による地区報告が順次なされ、困難な中で意欲的に新しい地区形成に取り組む姿勢が語られた。関連して前年度から十年を目途とする長期宣教基本方針が策定され、その中に単年度計画が位置づけられるようになった。二年目は前年度の反省を活かし、それぞれの活動内容を充実深化させ、教区・地区の共同体性と連帯性を深めると共に各教会の宣教力を高めゆくことを目指す。その中で共有すべく「東北教区ハンドブック」と「祈りのカレンダー」の製作状況報告がなされた。
教区歳入歳出決算では、機構改革過渡期による科目等の混乱が指摘され、また教区活動連帯資金と教区活動連帯配分資金の未収金の記載方法に意見が出された。教区センター「エマオ」については、教区からの借入金返済を開始したが、経営内容は未だ厳しい状態であることが指摘された。教区負担金は、前年度より四・四%減の予算が承認された。各教会が前年度より減収していることを配慮したものである。
また建議案として、「ふたたび『日本基督教団性差別特設委員会』再設置を求める件」が提案され、満場一致で可決された。第34回日本基督教団総会に提出した議案が十分な取扱いを受けなかったとの認識による。
教団問安使・山北宣久教団議長による挨拶がなされ、聖礼典理解をめぐって、教団と沖縄教区との関係の改善、セクシュアル・ハラスメントに対する対応等、教団の直面する諸課題について、活発な質疑応答がなされた。その後、在日大韓基督教会の関東地方会、仙台教会、山形教会の三名の牧師より挨拶がなされた。その他、関東教区・村田元副議長より、中越地震被災援助についての感謝と報告、兵庫教区・小林聖牧師より、震災復興十年の経過報告がなされた。
常置委員
【教職】酒井薫(仙台北三番丁)、柴田彰(川谷)、片岡謁也(猪苗代)
【信徒】志藤仁一(山形本町)、遠藤道雄(福島伊達)、斉藤仁一(山都)
(松本のぞみ報)

【4580号】顔の見える教区目指して 東中国

東中国教区第五四回定期総会は五月二三、二四の両日、岡山教会を会場にして、正議員九九人中、開会時で七九人が出席し、開催された。
宇野稔教区総会議長は、報告の中で〈教区宣教基本方針〉に触れ「教区内の四八の教会・伝道所が各々違いを持っているのは良いのですが、それを無関係に放置しておくのではなく、お互い出会い、対話する」と、「顔の見える教区」となるための対話の重要性を訴えた。
今総会では教区三役及び、常置委員選挙が行われた。副議長の急逝、予備選挙で立てられた候補が諸処の事情で辞意を表明する中、再投票、決選投票を経て、宇野氏(岡山)が再選された。宇野氏が「辞意を表明している以上、このままでは受けられない」と、教会役員と協議をするため、一時議事が中断される一幕もあった。
副議長には藤原寛人氏(上井)が選出され、書記には卜部康之氏(倉敷水島)が任じられた。
一日目の夕食時に「交流の時」が持たれ、新任・転任教師が紹介された。
また、三浦修氏(関東教区議長)、塚本潤一氏などから新潟中越地震の被害や教会の働き、現在の状況などが、スライドショウで紹介された。
その後、教区内の四名の教師から「二〇〇四年度をふり返って」と題して発題と交流の時間が取られた。
今回の総会で大きな課題とされていたのは「平和」と「護憲」であり、それに関する議案「教育基本法を改悪しないように国に求める件」「『自衛隊をイラクから撤退させるよう』国に求める件」「憲法『改正』に反対する件」などに多くの時間が割かれ、提案理由に対して動議が出された上で可決されるなど、活発な議論がなされた。
その他にも「旧植民地下のハンセン病療養所入所者に対する補償問題」「性差別をなくすための取り組みをする件」などが取り上げられ、いずれも可決された。  また、「日本基督教団に対して、教団内で起こったセクシュアル・ハラスメントの加害牧師に対して戒規を適用する件」等二件の緊急議案が常置委員会付託で可決された。
議場からは「社会派的な議案だけが出されていることについての疑問を感じる」「教会の信徒の思いと乖離しているのではないか」「教区で伝道が語られないのは何故か」との意見も出された。
教団からは鈴木伸治書記が問安使として訪れ、議長の挨拶を読み上げた。挨拶文中の「正しい聖餐」という表記について議場から質問があり、鈴木書記は「正しい聖餐とは『未受洗者陪餐』と『補教師による執行』が行われない、ということである。」との見解を示した。これについては、議場からさらに反論が行われた。
二日目の午後に逝去者記念礼拝が守られ、副議長在任中に天に召された由井哲夫牧師を記念するひとときが持たれた。
常置委員
【教職】草地大作(境港)、宮﨑達雄(倉敷)、八束潤一(米子)、宮川経宣(岡山信愛)。
【信徒】牧野卓哉(倉吉)、土井しのぶ(高梁)、難波幸矢(光明園家族)。
(辻順子報)

【4580号】荒野の声

▼「ゆこう、どこかに あるはずだ もっとよいくに、よいくらし!」ひとりのたいこたたきがこのように叫び、歩き出したことからはじまった行進は、新しい町に入り、新しい土地を過ぎる度に人数が膨れ上がり、やがて…。▼チムニクの絵本(福音館)を二〇数年ぶりに読み返した。絵本だから紙数は多くない。話の粗筋は憶えていたつもりだが、初めて読むように新鮮だ。それどころか随分と印象が違う。昔は主題を読み誤っていたのかも知れない。▼優れた童話には、多様な解釈の余地がある。読者の年齢や置かれた環境で色合いを変える。だからこそ、何度でも読み返すことが可能だ。著者の意図が読者の誤解を許さない程に表に出ているものは、必ずしも優れた作品とは言えない。豊かな作品は多様な解釈を豊かに生み出す。その分誤解も。▼『罪と罰』が日本に紹介された時は推理小説の扱いだったということをどこかで読んだ。『復活』はメロドラマだ。これは解釈の多様か、曲解か。▼どこかでたいこの音がする。『ゆこう、どこかに』

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