【4583号】スマトラ、中越 地震被災児童支援献金協議 教育委員会

第34総会期第二回教育委員会は六月二〇日、二一日二日間教団会議室で開催された。
岸憲秀委員長より議事日程が諮られた後、委員長・事務局報告、キリスト教教育主事リーフレット作成小委員会、業務報告等がなされた。業務報告としては精勤生徒表彰に二五八の教会学校からの申し込みがあったこと、二〇〇四年クリスマス献金に九、六一〇、〇二八円が寄せられたことが報告された。委員長報告では、五月に聖和大学に書記及び幹事と訪問し、奥田和宏キリスト教教育学科長と懇談したことが報告された。
協議事項では、先ず二〇〇五年クリスマス献金について、クリスマス小委員会の報告を受けて話し合われた。現時点では教団教育委員会にクリスマス献金の依頼が来ていないことをふまえて、原則として子どもを対象とする教会・施設・団体を紹介し献金を募ることが確認された。今年はスマトラ沖地震と中越地震で被災された主に子どもたちを支援する組織・団体の情報を担当委員が集め、献金を募ることになった。「アイヌ奨学金のため」の献金依頼は継続することとした。目標額は一、二〇〇万円である。なお今年から趣意書に献金の一部を印刷・郵送費に充当することを明記することが決められた。
続いて教区担当者会について協議した結果、二〇〇六年二月六日、七日に「多様化する教会教育」を主題として開催することとし、二、三の教区と現場で働く教育主事に発題をお願いすることになった。
また、六月末に開催される新任教師オリエンテーションに新しくキリスト教教育主事となった者が一名参加するため、岸委員長が出席し、そこで、キリスト教教育主事のオリエンテーションを行うことを了承した。
最後に継続審議となっていたSCM(Student Christian Movement)についての話し合いが持たれた。岸委員長よりSCMの活動と教育委員会のこれまでの関わりの説明を受けて協議した結果、教育委員会がこれまで拠出していた支援金の減額を考慮しつつ審議を継続することになった。     (加藤誠報)

【4583号】困難な闘いの勝利に感謝 黒鳥・清水・浅見裁判勝訴感謝会

六月三○日夜教団会議室で、日本基督教団の牧師が被害者家族と共に統一協会員から訴えられた二つの裁判と浅見定雄東北学院名誉教授の名誉毀損裁判に関わった弁護士たちを招いて、勝訴感謝会が開かれた。
この六年七ヶ月余り支え続けてきた「支える会」の会員たちの他、統一原理問題全国連絡会に参加した諸教区の代表者たち、被害者の家族の会、オウム真理教被害者家族の会の代表者等六〇名を超える人々が集まった。
教団を代表して山北宣久議長は「長い間、粘り強い困難な闘いを支えて下さった弁護士の皆さんに感謝したい。…しかし終わりは新しい初め、ピリオドでなくカンマとしてこれからもこの問題に取り組んでいきたい」と挨拶。弁護士の一人は「今回の裁判は統一協会員となった子どもたちが救出に関わった牧師たちばかりでなく親、兄弟まで訴えるという大変に厳しいつらい裁判であった。しかしそれまで会うこともできなかった親子が、裁判の中で本気で心の内を訴え合う事が出来た。関係が回復されるまで、これからも時間はかかるだろうが、親たちのこうした思いや行動を裁判所が違法なものでないときっぱりと認定した意義は大きい。判決後の被害者家族の晴々とした顔を見てホッとした」と裁判を振り返った。
被告とされた両親は「娘が三人とも入教していたと聞かされて以来涙の毎日であった。教団の牧師さんに相談に乗っていただいて、こうした思いをしているのは自分たちだけではないことを知らされ、同じ問題を抱えている全国の家族たちがこの六年以上の月日を支えてくれた。どうかこれからも牧師先生方、被害者家族の力になってあげてください」と訴えた。
三つ目の最高裁判決は出ていない中での感謝会ではあったが、六年余りの裁判の過程で、教団のこの問題への取り組みの誠実さが社会的にも評価されるようになった事、他教派と共にエキュメニカルに「統一協会問題キリスト教連絡会」が組織され予防や韓国諸教会との協力が進んだ事、「被害者家族の会」の誕生、被害者のアフターケアのための「NPO法人小諸いずみ会『いのちの家』」が開設された事…、といった具合に、この裁判を契機に多くの実りが生み出された意義は大きい。
当日参加者から二二万三千円の参加費カンパが「支える会」に寄せられた。

 

【4583号】各地の取り組み・課題を共有 「農」に関する活動者協議会

六月二〇日~二一日、伝道委員会主催の第五回「農」に関する活動者協議会が、各地から三九名の参加者を得て、北海道クリスチャンセンターを会場に開催された。
一九六八年の教団機構改正に伴う「農村伝道専門委員会」の廃止以来、「農村伝道」に包含される諸課題は個別諸教区や地域に委譲され、各地で独自に展開されてきた。それらの各地での取り組みをつなぎ合わせ、課題を共有していく目的から、二〇〇〇年二月を第一回として始められたのがこの協議会である。
以来、「農(山漁)村」が抱え込まされている諸課題に取り組む信徒や教師が活動を報告し合い、課題を共有し、取り組みのネットワークを構築していくことをめざしてきた。
狭義の「農業」に限らず、広く「食べ物」「いのち」など神の創造に関わる宣教課題を視野に入れて、協議会が続けられてきた。
今回の主題講演の講師は、士別で農場を営む五十嵐紀子さん(名寄教会員)。
講師は恵泉女学園の園芸生活学科や道北三愛塾などとの出会いや神の不思議な計らいによって現在の立体農業(単一の作物を機械的に大量生産するのではなく、変化に富む環境の中で多様な作物を手がける農業。賀川豊彦が日本に紹介した)の形態に導かれた。
その取り組みは、生産される安全な食べ物に与る消費者だけでなく、北海教区の「収穫感謝の集い」や体験農場などを通して、多くの人々に力を与え、様々な気づきや癒しを与えている。
その後、発題として会津農村伝道センター運営委員長の斎藤仁一さん(山都教会員)、グリーンツーリズムの農村民泊を営む佐藤陽子さん(宇佐教会員)の二名から、それぞれの取り組みの現場から報告を受けた。
その後道北クリスチャンセンターのスタッフによる体験プログラム「食糧自給率の食卓」によって、日本の農政の貧しさ危うさを体感し、続いて夕食は北海道の農産物や参加者が各地から持ち寄った豊かで安全な食べ物を分かち合った。
二日目午後は、オプションツアーとして二手に分かれて農民信徒の農場などを訪れ、福音に根ざし大地に根ざした生命の営みに触れ参加者一同感銘を受けた。
〇六年度も継続して協議会を持つことを確認して散会した。
(深澤奨報)

【4583号】「農」に携わる喜びを語る 伝道委員会

第34総会期第二回伝道委員会が、六月二一日~二二日に、北海道クリスチャンセンターと訪問教会である江別教会(二〇〇四年度援助教会)に於いて全委員出席のもと二日間にわたり開催された。
報告事項は、第一回委員会報告及び会計報告、宣教委員会報告、「こころの友」「信徒の友」編集委員会報告、「働く人」編集委員会報告、エクロフ委員会報告、教区代表者会・東日本教誨師研修会報告、第四七回農村地方教会教職信徒協議会報告、二〇〇五年度開拓伝道援助教会訪問報告があり以上承認された。
また、協議事項は、委員会に先立ち開催された第五回「農」に関する活動者協議会の総括及び次回協議会の件、第三六回開拓伝道協議会などであった。
六月二〇日~二一日にかけて、北海道クリスチャンセンターで開催された「農」に関する活動者協議会は、伝道委員会が企画し、北海教区の協力を得て行われた。講演、発題をされた方々は、実際に携わっている「農」に関する事柄を喜びをもって語られた。
次回の同協議会の開催場所と時期については、次回委員会で協議することとした。今年九月に神戸で開催される開拓伝道協議会に、一名の委員が出席することとした。なお、次回委員会は九月に開催予定。
(白砂誠一報)

【4583号】荒野の声

▼『見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び』詩編一三三編一節。ある教会の礼拝堂に、大きな力強い筆で記されていた。今年の標語なのだろうか。▼文脈から切り離して読むと聖句が独り歩きすると、批判的に言う人もある。しかし暗唱する程に繰り返し唱えるからこそ、心に刻まれ、また深く考えさせられる。それには短い方が良い。▼その日も、初めて出会ったような新鮮さで、心に繰り返していて、思った。『兄弟が共に座っている』そうして一緒に何かをしているというのではない。『共に座っている』そのことが『恵み、喜び』と歌われている。▼「おもしろい」の語源。例えば、老夫婦が囲炉裏に向かい合って座っていると、相手の顔(面)が炎の向こうに浮かんで見える。五〇年一緒に居て、今更何をするでもない。格別話すこともない。それが「面白い」。…池田弥三郎『日本語の話』から。▼一緒に神様の前に座る兄弟姉妹を持っている。『なんという恵み、なんという喜び』。失ってはならない。

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