第37総会期第1回在日韓国朝鮮人連帯特設委員会が、1月26日(水)教団会議室で開催された。委員5名全員出席のもと議題に先立って本委員会委員就任に当たってそれぞれの抱負を語り合った。1967年の「韓国三教会との協約」、1984年の「在日大韓基督教会との協約」と進められてきた交わりは、深められ、広げられていることを実感した。
議事1、組織会では、招集者の小橋孝一を前総会期に引き続き委員長に、長山信夫を書記に選任した。
議事2では、今期委員会の方針として小橋委員長は、前総会期の委員会報告を提示し、「在日大韓基督教会と教団との宣教協約に基づき、常議員会のもとに設置され、全員常議員からなる委員会であること、同宣教協約に掲げられた諸課題のうち、在日コリアンの人権に関わる課題を、同教会と教団との宣教協力委員会の協議と方針に従って、担うことを主たる任務とする」ことを確認した。
資料として、「日本基督教団と在日大韓基督教会総会との協約」、「宣教協力にあたっての指針」とともに、昨年在日大韓基督教会と教団が共同発表した「平和メッセージ」、在日大韓基督教会が発表した「ポスト『併合一〇〇年』に関する在日大韓基督教会の宣教声明」、前総会期本委員会委員として提出した「日韓・在日教会シンポジュウム」、「第43回在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会」、「外キ協全国協議会」に提出した報告、発題に基づき、学びを深めた。
次に、1月20日から22日まで川崎市産業振興会館、カトリック貝塚教会を会場として行われる「第25回 外キ協全国協議会」への代表派遣について協議、小橋委員長参加を決定した。同協議会では「二〇一二年改定法と外国人住民基本法」、「日・韓・在日教会の共同課題」、外キ協運動の新たな展開」についてそれぞれ発題を受け、協議するものである。
次回第2回委員会を3月22日午後開催を予定、在日大韓基督教会総幹事を表敬訪問の願いを確認し、閉会した。
(長山信夫報)