【4893・94号】教区議長コラム「宣べ伝えつつ変えられる」♦西中国教区♦ 小畑 太作

 その地に生きている人に出会うと、自ずとその地の課題にも出会う。その時、一牧師として、あるいは一キリスト者として、あるいは一教会として、その課題を共に担おうとする。そして、時に示しながら、時に示されながら、共に道を見出し歩もうとする。

 言わずもがな伝道宣教の有り様であるが、こうした有り様は、全ての教会・キリスト者がイエス・キリストに従おうとする故に心がけ目指していることである。

 西中国教区はそれを改めて言葉にしている。

 「主イエス・キリストの恵みによって救われたわたしたちは、神を讃美し、この福音を宣べ伝えつつ、その招きに応えて生きる。わたしたちは、様々な重荷を負う人々との出会いを通して、つくり変えられ、世の諸々の力の支配から解放されてその人々と共に生きる」。

 西中国教区宣教基本方針の一節である。

 それは、言わずもがなとは言え、しばしば自己目的化してしまう宣教伝道の有り様を、改めて問う指針の役割を果たしている。

 もっとも「教会」の維持運営をなおざりにしてよいということではなく、先ず求めるべきものは「神の国」と「神の義」であることを思い起こさせるという意味である。

 しかし時に、一教会だけでは担いきれない課題に出会う。大規模な自然災害や、公権力—取り分け国の権力が立ちはだかる課題である。

 そうした場合、その教会と共にある教区であることを目指してきたし、今も目指している。

 しかし、一教区では担いきれない場合もある。その時、共に立つ日本基督教団であることを願っている。 (西中国教区議長)

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