【4884号】2018年度教区総会報告3 教会・教区・教団の諸課題を議論

教団総会議員選出せず、04年以来連続8回

沖縄教区

 第78回沖縄教区総会は、5月27・28両日、沖縄キリスト教センターで、開会時、議員42名中37名が出席して開催された。沖縄教区は、03年以来、教団問安使を拒否しているが、石橋秀雄教団総会議長、秋山徹総幹事が、総会を傍聴した。

平良修議長は、5頁にわたる議長報告で、「この1年間、各地で学習協議会を7回開催したが、教区内には、『当分の間、教団との間に距離を置く』方針に、割れ目が生じており、反発・非協力の幾つかの教会を問安した。対話の道が開かれたことは嬉しいことで、今後、更に切り開いて行かねばならないと、覚悟している。牧師不足は深刻で、28教会・伝道所中、無牧・代務は6カ所に及び、信徒伝道者の養成は、真剣な課題」と報告した。

三役選挙で、平良修議長(うふざと伝道所代務)が再選。平良議長は、「選挙結果を確かに受けとめた。責任を果たして行く覚悟だが、選んだ人の責任もあり、共同作業だと思っている」と語った。副議長に石川栄喜議員(石川)、正副議長協議で羽柴禎議員(名護伝道所)が書記と、三役中2名が新たに選ばれた。

今総会では、新たに幹事職を新設したが、平良議長は、その理由について、「教区三役引き継ぎの課題を果たすため」と語り、「清算法人沖縄キリスト教団の法的処理問題が、そのまま残っており、幹事にはその仕事を任せたい」と、その一例を挙げた。初代幹事には、伊波美智子前書記(宜野湾伝道所)が選任された。

10月の教団総会議員選出議案は、審議に付され、冒頭、「距離を置いて15年。もう選出しても良いのではないか」との意見が信徒議員から出たが、議論が続かず、挙手投票の結果、否決され、沖縄教区は、04年以来、連続8回、教団総会議員を選出しなかった。

「距離を置く」状態は、まだ続くことになったが、2日目午前、退出する石橋秀雄教団議長を、平良修議長が呼び止めて握手し、議場の拍手を浴びる一幕もあった。

2日目の財務報告で、外間永二委員長は、「18年度予算案は、前年度比100万円増の1600万円を計上してあるが、教区財政は逼迫した状況にある。謝儀基準は20年前のを使っており、かつて1300人を数えた現住陪餐会員は467人となった」と、教区の経済的苦境を訴えた。

常置委員選挙結果
【教職】具志堅篤(読谷)、芳澤信(真和志)

【信徒】玉城凉子(兼次)、外間永二(平良川)、吉川幾子(うふざと)、徳門米子(与勝)
(永井清陽報)

 

議長報告、一部削除して承認

関東教区

 第68回関東教区総会が5月23~24日、大宮ソニックシティ・小ホールで、開会時議員268名中188名の出席で開催された。

今総会では、北本教会の阿部洋治教師招聘についての議長報告に対する審議に時間を割いた。

冒頭、組織会前、教区三役が議案報告書の送付が遅くなったことを詫びた。「緊急の場合以外は10日前に手元に届くように」との規則に違反すると指摘し、説明を求める意見があった。東野尚志議長は「議長報告の文言を整え、了解を得るのに時間がかかった」と告げた。

議長報告の中で、東野議長は、「阿部教師は、教団での身分は補教師であるが、教団紛争期に福音主義教会連合(福連)の按手を受けており、当該按手が教団において認められるよう求めていく」と述べた。

補足して経過を説明し、「按手が認められることを北本教会から教団議長に願い出たところ、教師検定規則第10条に則って申請するよう勧めがあり、教会と阿部教師は、その方法で正教師となることを求めて行く決断をした。再按手については教師検定委員会の審査を待つ」と述べた。

報告に対し、「福連の按手は教会性がある按手礼として認めることは出来ない」、「教区議長報告に、福連議長の立場を持ち出すべきでない」、「教団は福連の按手を認めない見解を出しており、正規の手続きを経るべき」等の意見があった。

東野議長は、「信仰告白が曖昧にされ、教憲に違反する仕方で教団の試験が行われた時代に、教規に違反する形で連合の試験が行われた。歴史的背景を正しく理解しなければならない」と述べた。

審議の中で、議長報告は、総会前の常置委員会では結論が得られず、臨時常任常置委員会で受け止めた上で、総会に提案されたとの経緯が説明された。

報告承認に至らず、一日目終了後に、臨時常置委員会を開き、翌日、議長報告を再提案することとなった。二日目、北本教会と阿部教師の按手についての部分は現在進行形で動いており、削除するとの報告があった。

「今回の件が教憲教規違反であることを確認し、撤回、謝罪するということなのか」、「議案報告書の送付が遅れ、審議権を侵害したことの責任をどう取るのか」等の問いがあり、東野議長は、「常置委員会の共通の理解のもとで出されていないということで削除した。課題と取り組み、解決するという形で責任を取って行く」と述べた。170名中134名賛成で議長報告を承認した。

委員会の整理・統廃合、常設・特設の種別変更、名称変更の議案を審議し、意見を踏まえて進めて行くことを確認し、常置委員会に付託した。

教団総会議員選挙において半数連記を求める議案が出された。無記名投票の結果、207名中賛成93名で否決された。

教団総会議員選挙結果
【教職】熊江秀一(大宮)、福島純雄(筑波学園)、小池正造(東新潟)、栗原清(武蔵豊岡)、東野尚志(聖学院)、木村太郎(宇都宮)、田中かおる(安行)、村田元(群馬町)、佐野明子(塩谷一粒)、疋田國磨呂(本庄)、石橋秀雄(越谷)、島田進(日立)、飯塚拓也(竜ヶ崎)、小林眞(岩槻)

【信徒】半田香代子(原市)、菊地愛(東中通)、金刺英雄(上尾合同)、豊川昭夫(越谷)、國吉常喜與(宇都宮上町)、佐久間文雄(志木)、大熊眞弓(東京聖書学校吉川)、高崎道子(鹿沼)、勝野奉幸(大宮)、山川秀人(聖学院)、中松聖美(武蔵豊岡)、滝川英子(七里)、富永研司(日立)、玉井幸治(筑波学園)
(嶋田恵悟報)

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