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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

ヨブ記39・1〜30

2018年9月26日
宇都宮教会

39:1お前は岩場の山羊が子を産む時を知っているか。雌鹿の産みの苦しみを見守ることができるか。

39:2月が満ちるのを数え/産むべき時を知ることができるか。

39:3雌鹿はうずくまって産み/子を送り出す。

39:4その子らは強くなり、野で育ち/出ていくと、もう帰ってこない。

39:5誰が野生のろばに自由を与え/野ろばを解き放ってやったのか。

39:6その住みかとして荒れ地を与え/ねぐらとして不毛の地を与えたのはわたしだ。

39:7彼らは町の雑踏を笑い/追い使う者の呼び声に従うことなく

39:8餌を求めて山々を駆け巡り/緑の草はないかと探す。

39:9野牛が喜んでお前の僕となり/お前の小屋で夜を過ごすことがあろうか。

39:10お前は野牛に綱をつけて畝を行かせ/お前に従わせて谷間の畑を/掘り起こさせることができるか。

39:11力が強いといって、頼りにし/仕事を任せることができるか。

39:12野牛が穀物をもたらし/実りを集めてくれると期待するのか。

39:13駝鳥は勢いよく羽ばたくが/こうのとりのような羽毛を持っているだろうか。

39:14駝鳥は卵を地面に置き去りにし/砂の上で暖まるにまかせ

39:15獣の足がこれを踏みつけ/野の獣が踏みにじることも忘れている。

39:16その雛を/自分のものではないかのようにあしらい/自分の産んだものが無に帰しても/平然としている。

39:17神が知恵を貸し与えず/分別を分け与えなかったからだ。

39:18だが、誇って駆けるときには/馬と乗り手を笑うほどだ。

39:19お前は馬に力を与え/その首をたてがみで装うことができるか。

39:20馬をいなごのように跳ねさせることができるか。そのいななきには恐るべき威力があり

39:21谷間で砂をけって喜び勇み/武器に怖じることなく進む。

39:22恐れを笑い、ひるむことなく/剣に背を向けて逃げることもない。

39:23その上に箙が音をたて/槍と投げ槍がきらめくとき

39:24身を震わせ、興奮して地をかき/角笛の音に、じっとしてはいられない。

39:25角笛の合図があればいななき/戦いも、隊長の怒号も、鬨の声も/遠くにいながら、かぎつけている。

39:26鷹が翼を広げて南へ飛ぶのは/お前が分別を与えたからなのか。

39:27鷲が舞い上がり、高い所に巣を作るのは/お前が命令したからなのか。

39:28鷲は岩場に住み/牙のような岩や砦の上で夜を過ごす。

39:29その上から餌を探して/はるかかなたまで目を光らせている。

39:30その雛は血を飲むことを求め/死骸の傍らには必ずいる。

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