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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

カルト団体のオンライン活動への喚起

2021年11月22日

カルト団体のオンライン活動への喚起(新天地・グッドニュース宣教会)

 

新型コロナウイルス禍により、多くの教会では「オンライン」による礼拝や集会をおこなうことで、その困難を乗り越えようとしています。互いに集まり合うことが難しいなかにあって、オンラインという方法が大きな役割を果たしているわけですが、一方でその有用さを逆手にとって、カルトと呼ばれる団体もまた、自分たちの活動を広げようとしています。

韓国発祥のキリスト教系団体である「新天地(新天地イエス教証拠幕屋聖殿)」は、2021年9月以降、全国にある教会に対し、電話やメールなどを用いてオンラインセミナーへの参加を勧誘しているという報告が、全国の教会から寄せられています。

新天地は、李萬煕(イ・マニ)氏を代表とする団体であり、独特な聖書講義を通して李氏がメシアであるという教えを導いています。新天地による活動の特徴としては、新天地信者が身分を隠して既存の教会に潜入し、長い時間をかけて教会の信頼を得たのちに、さらに新天地信者を潜り込ませて、やがて教会を混乱に陥れ、最終的には新天地に属する牧師を招くことによって、新天地の教会にしてしまうという手法をとります。それにより、韓国の多くの既存教会が新天地に乗っ取られました。

日本では、この新天地が関与するオンラインセミナーへの参加を促す直接訪問あるいは電話での勧誘を受けたという報告が多くの教会から寄せられています。また、留学生を名乗る人物がオンライン礼拝をおこなっている教会に対して、電話もしくはメールで、友人の韓国人宣教師があなたの教会の宣教を手伝いたいと言っているとか、宣教師を名乗る人物が急に帰国しなければならなくなったので自分のところの信徒を引き継いで欲しいといった虚偽の内容を伝え、潜入を目論む事例が見受けられます。

その際に、自分たちが何者であるかを明らかにせず、韓国主要教団名を名乗って近づこうとします。カルトの特徴として「自分たちの身分を隠し、偽る」というものがありますが、まさに新天地はカルトの特徴を有していると言えるでしょう。

オンラインという方法は、対面でおこなうよりも、巧妙にカモフラージュをすることが可能です。また、オンラインという簡便さも手伝って、直接その会場に足を運ばなくても、自宅でインターネットの環境さえ整っていれば参加することができます。カルトはそのようなオンラインの有用性を利用して人々を巧みに勧誘します。また、そのことを分かっていて参加したとしても、カルトは既存教会からも参加者があったことを、人々を信頼させるための広告塔にしますので、興味本位で参加することは大変危険であると言えるでしょう。

また、新天地のみならず、他団体からもオンラインセミナーの案内が教会に送られてきたことが報告されています。「グッドニュース宣教会」と呼ばれる団体がそうですが、この団体は「救援派(クウォンパ)」という韓国発祥のグループのひとつであり、韓国ではカルト認定されている団体です。

これらカルトに関する詳細については、カルト問題キリスト教連絡会から発行している小冊子『カルトって知ってますか?』をご覧くださり、少しでも不審を感じたら、相談機関にお問い合わせくだされば幸いです。

2021年11月22日

カルト問題キリスト教連絡会

日本基督教団カルト問題連絡会

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