2月12日、教団会議室において今総会期第1回部落解放センター運営委員会が開催された。出席者は25名。組織会がなされ、運営委員長に東谷誠(大阪教区)、書記に多田玲一(九州教区)が選出された。運営委員会の冒頭、小柳伸顕活動委員から「部落解放センターの源流~広島キリスト教社会館が出来るまで」の発題が行われた。
毎回新しい運営委員が組織される度に確認してきた「運営委員の役割」が再確認され、今委員会の日付けで各教区議長へ送ることとした。常任運営委員会、活動委員会を組織、それぞれ承認された。
通常会計、特別会計、それぞれの監査報告および新年度予算が承認された。活動献金の目標額は前年度と同額で承認。また、申し込みが出ていた今井基金の申請についても承認された。
前期の2年間行われた「みなおし委員会」から、機構上、財政上、活動上のそれぞれのみなおしへの提言が出された。今回のみなおし作業の中で出てきた意見や課題は、今後の歩みの中で生かしていくことが確認された。なお広報誌については、新年度中に新しい体勢作りを進めていくことが報告された。
6月22日(土)~7月3日(水)の予定で「部落解放九州教区キャラバン2013」が開催される。教区単位でのキャラバンの開催は、四国教区、関東教区に引き続いての開催である。今キャラバンの隊長として小林明主事が選任され、キャラバン隊員が承認された。成功を願ってやまない。
次回の全国会議は、開催地を決定するまでには至らなかった。次回は活動者会議にする案も出され、引き続き調整する事となった。また、「身元調査お断りキャンペーン」の件、規約の件など多くのことが審議された。
時間はシビアであったが、今委員会でも各教区からの報告が行われた。部落解放への取り組みが堅実に進められていることを感じ、豊かな励ましが与えられた。
次回委員会は6月3日~4日に関西で開催の予定。
(多田玲一)