9月17~20日、大韓イエス教長老会(PCK)と韓国基督教長老会(PROK)の各総会に出席した。日程の都合でどちらも部分的な参加ではあったが、それぞれの教団の取り組みの一端にふれ、大きな励ましを与えられた。
PCKが有する神学大学においては、その規模の大きさ(学生数2、600名)と豊富なカリキュラムに驚き、また、教会訪問においては、一教会が、行政からの支援が無い中で始めた、モンゴルからの移住者を対象とした教育と生活支援活動の様子を見ることができた。
夜には、全体で2時間半におよぶ、PCK創立百周年記念礼拝と祝賀会に参列したが、特に礼拝において、世界各国からの来賓と共に聖餐に与かることができたことは大きな喜びであった。
PROK総会においては、新旧総会長交替の場に立ち合い、教団からのメッセージを読み上げることができたことは感謝であった。
以前から聞いていたことではあったが、韓国の教会が世界宣教に大変力を注いでおり、世界各国に多くの宣教師を派遣していることをあらためて知ることができた。さらに、世界各国から集った各教団の方たちの、世界宣教に対する熱い思いにふれることができたことは大きな収穫であった。
それと共に、教団が今後、様々に変化する世界において、世界各国の教会とどのような協力関係を結んで行くべきかという、「福音宣教の世界戦略」の将来像についてあらためて考えさせられている。
(教団総会書記 雲然俊美)