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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4752号】各教区総会を終えて 教団総幹事 内藤留幸

2012年7月21日

 4月末の北海教区、四国教区を皮切りに始まった2012年度の各教区総会は6月30日の神奈川教区をもって終了した。いま、17教区の総会をふりかえって、まず導きたもうた主に感謝すると共に、気づかされた点をいくつか記しておきたいと思う。
 各教区総会において第38回教団総会議員が選出された。けれども沖縄教区だけは今回も未選出。それなりの言い分があるのであろうが、教団に属する教区であるかぎり、教規に従って選出してほしかった。
 異なった意見であっても教団総会の場で正々堂々発言するのが本筋ではないか。
 教区総会は教団問安使と各教区内の議員たちとの貴重な話し合いの機会である。多少の差異はあったが東日本大震災救援についての教団の取り組みをめぐって話し合いがなされた。独自に救援活動をすることに熱心だった教区もいくつかあったが、募金に関しては教団ルート一本に絞ってすることが望ましいし、今後もその線で協力していきたいとする教区が多かった。被災教区の教会や地域の人々に立ち上がる勇気や希望を与えることを祈りながら救援の努力を継続していきたい。
 各教区の教勢の減退は歯止めがかかっていない。それに伴い財政面でも縮小傾向は否めない。厳しい時代ではあるが『伝道に熱くなる教団』との石橋秀雄教団総会議長の言葉どおり、すべての人に真の救いを与える主キリストの福音を力強く語り続けねばならないと思う。
 教区総会の開会礼拝で聖餐式を執行した教区があった。出席者一同が日本基督教団信仰告白を唱和し、一つ信仰のもとにパンとぶどう酒をいただいた。同席していた私は同じ信仰告白と教憲・教規を守りながら共に伝道していく喜びを覚えた。
 教会会議であるから自由闊達に異なる意見が交わされる雰囲気はすばらしいものである。しかし、どこまでも建設的であってほしい。たとえ熱心のあまりであっても誹謗・中傷めいた発言は慎みたい。教規施行細則第4条の2に「建議は教団の教務または行為について、建設的提言をするものとし、請願は、教務機関の処置に対し希望を訴えるものとする」とある精神を大切にしたいものである。
 終わりに私が励まされたことを二、三記しておく。常陸大宮伝道所開設を可決承認したこと(関東教区)、立川開拓伝道推進を可決したこと(西東京教区)、センター北教会設立(神奈川教区)、山形県(山形北地区)の新庄地域にある3教会(新庄教会・新庄新生教会・新庄本町教会)が長い祈りの備えを経て合同し、新しく新庄教会が誕生したこと。特に新しい新庄教会の誕生を東北教区総会が可決したことは、今後の日本全体の伝道を展開していく上で示唆していることは深く、大きい。教区全体が合同した新教会を理解し支えたことが大切なポイントではないかと思う。

教団新報
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