【4742号】人ひととき 前北 未央さん ボランティア支援調整役に心血を注ぐ

鎌倉市生まれ。藤沢教会員。エマオのボランティアから2011年7月、救援対策本部スタッフ。

前北さんが東日本大震災に遭遇したのは、千葉・八千代台の自宅だった。
震度5強、家具が散乱する恐怖を味わった前北さんは、テレビの映像を見て凍りついた。海抜50㎝の江の島で生まれ、津波の恐怖を子どもの頃から感じて育ったからだった。
教会の祈祷会で「被災地のために私に出来ることがあれば」と祈って帰宅した前北さんに、教会から「東北教区のエマオ・センターがボランティアを求めている」との連絡が入り、即、参加を決断した。
4月、被災地入りして惨状を一目見た時、前北さんは、「定期的に何度も通おうと決意した」という。
ご本人の言葉を借りれば、「重度のエマオ病(リピーター)」となって被災地通いを繰り返すうち、災害担当の加藤誠幹事に見出されて、7月発足した教団救援対策本部のスタッフとなった。
ボランティアとして前北さんが主に取り組んだのは、床下の泥かきだった。再び住むには、床下の汚泥撤去は必須だが、体格の大きな男性には難しく、剣道で鍛えた体の柔軟性を活かして前北さんは、活躍した。
「石巻、七郷(仙台)の床下事情には詳しくなった」と屈託なく笑う。
エマオ・センター登録のボランティアは、いま1、568人。10代から60代(20代前半中心)、北海道から沖縄まで、一頃よりは減ったが、週末には20人近くのボランティアがやって来る。教会の集会室あるいは礼拝堂の椅子を並べて、寝袋で寝て、3キロ離れた公衆浴場に通う苛酷な条件下で奉仕している。
7割がノン・クリスチャンだが、初めて教会に足を踏み入れ、寝泊まりするうちに礼拝に出席する青年も現れ出した。
前北さんは、「私がもう10人いたら」と思う時もあるという。被災地のことを心から思い、痛みを分かち合える仲間が増えることを願っている。

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