【4733号】人ひととき 渡辺多恵子さん 全国教会婦人会連合中央委員長に就任

東京都生まれ。十貫坂教会員。本年6月、第22期全国教会婦人会連合中央委員長に就任。

婦人会連合の力を改めて認識させたのは、09年6月、千葉・幕張メッセで開催した40周年全国集会に1、155人の出席者を集めたことだった。
超教派で行われた日本プロテスタント伝道150年集会は別として、近年の教団主催の一集会の出席者としては、記録的な人数である。
さる’69年、全国教会婦人会連合が誕生したとき、第1期中央委員長に就任したのが、渡辺さんの母、故林敏子姉だった。40数年の歴史を経て、母娘2代目の中央委員長が誕生したことになる。
教団の状況を反映して、九州・西中国2教区が、全国婦人会連合から離脱したままだが、特徴的なのは、03年以来9年連続で教団問安使を拒絶し、「教団と距離」を置き続けている沖縄教区が、婦人会連合だけは組織に留まって活動し続けていることである。渡辺さんは、「婦人会連合が発足以来、『み言葉に聞く』ことに専念し、伝道のための組織であることを守って、一貫して歩んで来た」ことが支持されて来たと確信している。
といっても、高齢化、若年層減少、教勢の下降現象という教団の最近の趨勢は、当然のように、婦人会連合にも及んでいる。機関紙「教会婦人」の発行部数は、’80年代半ばの11、000部をピークに、いま40%減の6、300部にまで落ち込み、「購入してくれない教会が増えた」ことを、渡辺さんは懸念している。
近年、「婦人」の表現に違和感をもつ女性が増えて来て、中央委員会でも2年前、名称問題が議論されたが、結局、現行のままに落ち着いた。
教会長老会、役員会の顔触れがほぼ固定化しつつあるのは、どこにも見られる現象だが、婦人会連合でも、中央委員、教区・支区委員に若手が少なく、輪番制の趣きまで呈するようになって来た。
今22期に渡辺さんが掲げる目標の1つは「世代間の交流」である。

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