【4727号】三宅島伝道100周年 記念礼拝と伝道リサイタル

6月13日(月)~14日(火)、三宅島にプロテスタントのキリスト教が伝えられ、伝道所が立てられてから100年経ったことを記念する集会が行われた。集会は記念礼拝と島の人への伝道を兼ねた、森祐理リサイタルを二本の柱として行われた。
この会は三宅島伝道が100周年を迎えることを覚え、東京教区東支区の中で実行委員が立てられ、その後月1回の礼拝のために本州から牧師が訪れた時に実務が行われるという形で準備された。
間に海を挟む形での準備の時は、陸続きの中では考えられない手間や労苦を生んだという。2月には東支区書記(当時)である国府田祐人牧師(荒川教会)が島を訪れ、ノアの方舟の出来事を通して力強く慰めと励ましを語った。4月から島の施設に赴任するため、礼拝に新しく加わった方もともに主の食卓を囲み、三宅島伝道の希望が失われていないことが確認された。今回の集会は、そのようにして関わった本州の牧師と島の信徒の交わりの賜物だとも言える。
三宅島は、度重なる雄山の噴火により、何度も伝道が困難になったり、中断されたりする中、100年間伝道の火がともされ続けてきた。1983年の噴火では会堂が溶岩の熱によって焼失、2000年以後、まだ安全が確認されず、居住許可が下りていない。現在は更地の状態で建築許可が下りるのを待っている。
そのような中でも信仰の火を点し続けている二人の姉妹と、籍こそ移していないが礼拝に出席している信徒たちを中心に、礼拝が献げられた。
100周年記念の礼拝では、自身もマケドニア会に属する木下宣世東京教区議長(西千葉教会)が、スカンジナビア・アライアンスの日本における伝道の創生期の活動について語った。伊豆、伊東、千葉における伝道を担うことになったスカンジナビア・アライアンスの宣教師の思い、都市部には他教団がすでに入っている状況でなんとか日本人にキリストを伝えたいという熱意が伝えられ、その意志がマケドニア会に受け継がれ、今も活動が続いていることが語られた。
その後、同じ伊豆諸島に属する伊豆大島の竹井真人牧師(波浮教会)によって、三宅島にスカンジナビア・アライアンスにより伝道が開始され、伊豆大島に次いで教会が建てられ、伊豆諸島に対する伝道の拠点としての役割を担ってきたこと、特に保坂松太郎牧師が定住してからは教会内の集会だけではなく、若い母親のための会なども開かれ、一時は多くの人が教会に集うようになったことなどが紹介された。
来賓の三宅村村長も、自身が幼い頃、教会学校の生徒であったと挨拶の中で語り、三宅島での教会の働きの思い出を語った。
東支区長として長く代務者を務めた、河合裕志牧師(新横浜教会)は、プログラムの表紙の双葉の写真を指して、現在三宅島伝道所に在籍する2名の姉妹のようだと語り、この時を迎えた感激を語った。
森祐理姉のリサイタルには教会外の島民が20名以上訪れ、姉の歌と語りに耳を傾けた。姉は讃美歌やゴスペル以外にもキリスト者の作詞や作曲による童謡を紹介し、阪神大震災で弟を亡くした経験、神様にあって弟が別の場所で生かされているという確信を与えられ、被災地で歌うようになったことを証した。特に本州に避難していた三宅島伝道所の姉妹との出会いを語り「いつか、三宅島で歌いたいと思っていた。願いが聞かれてとても嬉しい」と語った。
14日は晴天に恵まれ、午前10時より阿古の会堂跡地で祈祷会が持たれた。本州からの参加者と三宅島の信徒が一つにされ、手を取り合って祈った。
(辻順子報)

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