インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【5052号】カルト問題全国連絡会(5面)

2026年10月24日

教勢を拡大するカルトについて情報を交換

 2026年度カルト問題全国連絡会が、9月10〜11日、千葉・鴨川市内で開催された。宣教委員会のもとにあるカルト問題連絡会が、毎年1回、研修と交流を目的として開催を重ねてきた。

 本年度の全国連絡会は、昨今日本において教勢拡大の様相を見せている「キリスト教福音宣教会(摂理)」について、集中した学びと情報交換などの機会を持つことができた。

 摂理の創設者である鄭明析(チョン・ミョンソク)氏は、韓国における複数の性的暴行犯罪による懲役刑を受け、現在服役中であるが、そのような事実があるにもかかわらず、日本では信者が増加している深刻な現実がある。

 講演1では、韓国において摂理問題を追及しているA氏により、摂理をめぐって現在韓国で起きていることを、自身の経験を踏まえながら詳細かつ丁寧に解説した。「なぜカルトに人々は魅了されていくのか」という問いに対する、深い示唆を与える講演であった。

 それに続く講演2では、日本国内で起きている現状と対策について、岩﨑一宏牧師(日本バプテスト連盟福岡ベタニヤ村教会)が講演した。摂理問題が繰り返されているのにもかかわらず、なぜ日本では教勢が拡大されているのか。岩﨑氏は、韓国での現状が日本では報道されていないことを指摘した。また、勧誘方法が若年層の関心や必要を敏感に察知したものであり、正体を隠した勧誘活動が、結果的に信者獲得につながっていることを、実例を示しながら解説した。

 講演1・2ともに、宗教の名によって犯罪行為を繰り返してきた創設者の真実を、一人でも多くの方に理解してもらうことにこそ、私たちの使命があることを、参加者がともに確認することができた。

(齋藤 篤報)

教団新報
PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2026
The United Church of Christ in Japan