東北
教区機構改定・財政問題検討委員会の設置を可決
第81回東北教区定期総会が、5月26〜27日、仙台青葉荘教会・東北教区センター「エマオ」を会場にして開催された。正議員146名のうち、113名の出席をもって開会した。
本総会で中心的な話題となったのは、「教区機構改定・財政問題」である。数年前より、東北教区の最重要課題であることが訴えられたものの、具体的な方策に踏み出せないでいた。
このことを真剣に受け止め、総会一日目午後の冒頭に「協議会」を開催した。
協議会では、機構改定・財政問題に至る常置委員会および、研究を委託された宣教共働研究所によって、経緯が報告された。そして、東北教区が今後、厳しい状況のなかにあっても、魅力ある宣教を展開すべく、積極的な意見交換がなされた。
特に、東北教区において、7つある地区の教勢・財政・教師数などにおける格差は顕著であり、それぞれの地区で宣教の課題を共有し、担い合うという「宣教共働」の理念を維持することが難しくなりつつある現状も、具体的に紹介された。そして、機構改定・財政問題は、急務であることを、議場で再確認した。
協議会を受け、議事では、「東北教区機構改定・財政問題検討特設委員会設置に関する件」が上程され、賛成多数で可決した。今後、2年間という短期間のなかで、教区改革に取り組まなければならないが、実効的かつスピードのある取り組みが期待される。
その他、報告議案、財務関連議案、宣教計画議案は、すべて承認・可決された。
教団総会議員選挙結果
【教職】齋藤篤(仙台宮城野)、荒井偉作(名取)、瀬谷寛(仙台東一番丁)、新田恭平(猪苗代)、原裕(天童)、松本のぞみ(巡回教師)、松本周(宮城学院女子大学)、平賀真理子(岩沼)、中本純(仙台東六番丁)
【信徒】森睦(天童)、鈴木のぞみ(川俣)、鬼澤洋美(岩沼)、片岡輝美(若松栄町)、石原裕子(常磐)、丹治洋子(信夫)、小野典子(仙台宮城野)、齋藤淳子(仙台青葉荘)、畑勇治(保原)
(齋藤 篤報)
中部
11項目の宣教実施目標を可決
第76回中部教区総会が5月19〜20日の二日間、名古屋中央教会を会場に開催された。開会時の出席者数は正議員209名中153名だった。
議事の最初に「准允式執行に関する件」が上程され、1名の准允を行うことが承認された。それに基づいて直ちに准允式に移り、滝口大気教師(各務原)が新たに立てられた。
議長報告において加藤幹夫議長は、教師招聘が難しい教会が増加している中で御言葉を宣べ伝えるために機構改定の検討が必要であること、能登半島地震被災教会への支援を継続していくこと、中高生バイブルキャンプに過去最高の参加者が与えられたこと等を報告した。また互助制度と、謝儀援助や伝道費援助を中心とする「助合伝道」を支えるための自主献金への協力を呼びかけた。
議長報告に対しては「ハラスメント問題に取り組む宣教研究部に女性委員を補充してほしい」、「教団の機構改定についての中部教区としての意見を協議して纏めてほしい」等の意見が出た。
一日目の議事終了後には教区の機構改定について協議会が行われた。発題者として田口博之教師(名古屋)は「現状の教区活動を維持するには約3000万円の負担金を要する。これを2030年度には約2600万円程度にまで引き下げなければ教会の負担が過重になるという予測がある」とし、機構改定の案として活動の現状を維持しつつ経費削減につとめるA案、機構の改革と委員会の再編をするB案を紹介した。これに対して信徒の発題者2名が応答し、牧師の多忙の解消や主日礼拝の充実に資する機構改定の必要性を述べた。
二日目は追悼礼拝と隠退教師感謝会から始まり、続いてバイブルキャンプの様子が映像によって報告された。
本総会への教団問安使は黒田若雄書記。問安使挨拶に対しては出版局の事業整理、「礼拝と音楽」№209の回収問題、教団総会議員数の削減、沖縄教区との関係回復等について質問や意見が多数出た。また辺野古の転覆事故について「死亡した船長にも教団として哀悼の意を表してほしい」と要望の声が上がった。黒田書記は「教団としては亡くなった高校生の遺族のことを最優先に考えたい」と述べた。
「宣教実施目標案に関する件」では機構改定、教会相互の宣教協力、シルバーホーム「まきば」を覚えて祈ること等11項目からなる目標案が提案された。議場から様々な意見や要望が上がった後、賛成多数で承認された。次に「能登半島地震被災教会支援に関する件」では教区として、募金を継続すること、被災4教会への援助、教団の委員会や窓口と協力して教会再建支援や被災地支援に取り組んでいく旨が提案され、賛成多数で承認された。さらに2026年度歳入歳出予算案も可決された。
そのほか各種報告はすべて承認された。
教団総会議員選挙結果
【教職】田口博之(名古屋)、小林光(熱田)、井ノ川勝(金沢)、松島保真(小松)、加藤幹夫(阿漕)、山田詩郎(名古屋北)、横山良樹(半田)、内城恵(羽咋)、上竹裕子(上野)、蜂屋博寿(津)、渡部和使(富山新庄)
【信徒】宮川恵美子(金沢元町)、西井淳(富山二番町)、三木秀夫(敦賀)、篠田顕(半田)、岡本章(金城)、衛藤智子(名古屋北)、山本松子(紀伊長島)、北川千恵(若草)、本弘禮子(津)、加藤真人(桃山)、平尾貴美子(幸町)
(新報編集部報)
東海
「第三次五カ年計画」の実施を可決
第115回東海教区総会が5月25日から26日、池の平ホテル(長野県北佐久郡立科町)にて開催された。
開会礼拝では日本基督教団信仰告白を告白し、柳谷知之議長による説教「約束を信じて歩む」が語られ、聖餐式が執行された。
開会時の出席議員は総議員数185名中122名。
組織と日程案承認後、2025年度教区総会議長報告がなされた。
報告の中で柳谷議長は、2025年度総会において議決した「伝道厚生強化献金」の報告と、献金目標額がほぼ満たされたことへの感謝を述べた。そして重ねて教区財政全体について報告した。また東海教区が2016年度から継続して実施している「五カ年計画」に関して、現在「第二次五カ年計画」の4年目の中にあるが、2027年度より「第三次五カ年計画」を実施する旨、本総会議案として提案していることを報告した。目標を「贖罪信仰に生きる教会」(主にある聖を生きるために)とし、日本基督教団信仰告白の第二段落の言葉を、年度ごとに区分して主題を掲げ、教区内の諸活動を計画するものである。柳谷議長は、このことにおいて「教会生活、信仰生活の中心に贖罪信仰があることを確かめたい。主の十字架によって贖われ、主のものとされている(聖なるものとされた)教会にこそ伝道の活力が与えられる」と力強く述べた。
一日目の議事は教団総会議員選挙と並行して進められ、議事終了後には、昨年度の召天者を憶え、記念式が執り行われた。
二日目は最初に、前日の議事で可決した按手礼式、准允式が執行され、正教師1名、補教師2名が立てられた。
その後議事は、「第三次五カ年計画」も含めて進められ、議案は全て可決された。
教団総会議員選挙結果
【教職】柳谷知之(松本)、新里正英(三島)、宍戸俊介(愛宕町)、石井佑二(遠州)、宮本義弘(沼津)、宇田真(岩村田)、兵藤辰也(中遠)、横井伸夫(長野)、川﨑一路(清水)、上田彰(伊東)、上山耕平(信州)
【信徒】関尚子(沼津)、土屋芳子(長野県町)、林信孝(松本)、弓田覚志(愛宕町)、稲松義人(遠州栄光)、遠藤彰彦(市川)、土田耕造(静岡)、斎藤晴久(岩村田)、飯野清(三島)、古屋秀樹(愛宕町)、井上亨(韮崎)
(石井佑二報)






