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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【5045号】第43回総会期 第7・8回臨時 常議員会(3面)

2026年4月25日

第7回臨時 教団総会の日時と会場を再決議へ

 第7回臨時常議員会が3月24日にオンラインにて開催された。当初、本常議員会は春季検定試験の合格者承認を行うために予定されていたが、情勢の変化により取り扱い事項が加えられた。

《2026年春季教師検定試験合格者承認の件》

 春原禎光教師検定委員長が、2月24〜25日に行われた春季教師検定試験の結果を報告した。それによると補教師は受験者22名中15名合格、4名不合格、3名継続。正教師は11名中7名合格、4名不合格だった。採決の結果、本件は承認された。

《2026年秋季教師検定試験日程変更および合否の通知について》

 続いて今秋の教師検定試験の日程変更が提案された。従来、筆記試験の翌日以降に面接試験を行っていたが、試験翌日を採点日として翌々日から面接試験を行うよう変更するものである。これは2025年秋季試験における合否判定および通知について混乱が生じ、複数の教区や神学校から委員会に意見や要望が寄せられたことを受け、より慎重に合否判定を行うためであると説明された。

 また合否の通知について「面接試験での通知は正式なものではなく最終合否判定会議や教団総会(常議員会)の承認を経て確定するまでは教会の週報やSNSでの発信を控えるようこれまで以上に周知していく」とした。

 これに対しては日程が伸びることによる受験者の負担増加に配慮を求める意見、面接試験にオンラインの活用を要望する等の意見が交わされた上で承認された。

《新会社(株式会社アイ・パブリッシング)との基本合意書及び業務委託契約の件》

 出版局の事業終了に際して株式会社アイ・パブリッシング(佐治一路代表取締役)との間で交わす基本合意書案が検討され、賛成多数で承認された。内容としては、キリスト教文書発行事業の継続を教団とアイ・パブリッシングの「共通の願いと祈り」とし、教団が新会社に対して「技術的また物的な資産を可能な限り提供することによって」キリスト教文書の発行継続で両者が合意したことを旨としている。

《第44回日本基督教団総会開催日時と会場について再決議するために、4月に臨時常議員会を開催する件》

 第6回常議員会で第44回教団総会を12月に立正佼成会法輪閣大ホールにて開催することが決議されているが、これを再決議するために4月に臨時常議員会を開催することが常議員6名より提案された。提案者を代表して小堀康彦常議員が提案理由を説明。及ぼす影響を十分検討せずになされた決議であり、議長団の議事進行上の瑕疵と常議員会の不明に対する悔い改めをもって再決議を求める、とした。

 雲然俊美議長は評決の再協議について「賛成者が提案者に含まれているので問題ない」と議案の正当性を述べ、また10月の教団総会開催を定める教規16条③の執行停止の扱い等に不備や瑕疵があったと認めた。常議員の間で、提案理由にある「悔い改め」の文言を巡って「教会会議を開く責任を重く受け止めずに決めてしまったことを悔い改めるべき」、「教会会議は聖霊が働くならどこでもできると信じて決めた。悔い改めるべきは信仰に基づく決議を覆すこと」、「悔い改めよりも『信仰の弱い人(ローマ14章)』への配慮としてなされるべき」等、議論が交わされた。また立正佼成会との関係に影響が出ないよう十分な対応を求める意見も出た。

 採決の結果、賛成22、反対4、棄権1で承認された。これにより第8回臨時常議員会を4月15日に開催することとなった。それまでに提案者と総幹事、総務幹事、事務局職員とで協議をするよう議長が求めた。

《書記報告》

 キリスト教教育主事の認定試験が行われて1名が認定されたこと、辺野古沖転覆事故に関して、対策本部の設置や三役と総幹事の沖縄訪問等、教団としての対応が報告された。(新報編集部報)

第8回臨時 教団総会、58年ぶりに富士見町教会で開催

 第8回臨時常議員会が4月15日夜にオンラインにて開催された。常議員全員が出席した。本常議員会は第7回臨時常議員会において開催が決議されたもの。

 開会祈祷、点呼の後に議事「第44回日本基督教団総会開催日時と会場に関する件」が上程された。はじめに黒田若雄書記が議案を読み上げ、第44回総会を2026年10月27〜29日に富士見町教会大礼拝堂にて開催することが提案された。また開催経費は約1000万円を見込んでいる、とした。

 雲然俊美議長はこの提案に至った経緯について説明。「前回臨時常議員会での教団総会開催日時と場所の再決議を求める議案の提案者、総幹事、総務幹事、事務局職員とが協議をする中で候補に挙がった」と述べた。またあらかじめ了承してほしいこととして「総会中も富士見町教会の集会は通常どおり行われていること、大礼拝堂の座席に400名の議員全員は着席できないため議席が補助椅子にあたる場合があること、議席には机が無いこと、ごみは各自が毎日持ち帰ること、会堂のほか周辺の道路も条例によって全面禁煙であること」等を挙げた。

 「再決議は一事不再議の原則に反するのではないか」との指摘に対して雲然議長は「否決された議案の再審議ではない。前回評決の少数派でなかった者(賛成者)が提出している」とした上で「今回は評決の再審議であり、指摘はあたらない」と述べた。このほかに傍聴者の扱い、議場以外に必要なスペースの確保、解放劇や信徒会等についても質問が出た。黒田書記は「これから会場教会と協議していくが、これまでと同様にすることは不可能だと考えてほしい」と述べた。さらに立正佼成会との関係に禍根を残すことを危惧する声もあった。

 採決の結果、賛成多数で第44回教団総会の日時と会場は可決した。富士見町教会での開催は機構改正や沖縄キリスト教団との合同、万博キリスト教館等を取り扱った1968年の第15回総会以来58年ぶりとなる。

(新報編集部報)

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