1月15日に母を天に送った。宝塚歌劇団の男役であだ名はアニキ。面倒見の良い人だった。予約していた外来に行ったら「体力が落ちているので入院してほしい」とのことでそのまま入院。退院したら何する?と楽しく共に夕食をした翌日病院から呼び出し。着くと既にICU。7分心肺停止後蘇生したがこれ以上の治療は見込めないと。一人っ子の私は3年前に送った父同様母にも延命治療は不要との意思確認をしていたのでそのまま見守り85年を生き切った。
藤盛勇紀牧師が葬儀をしてくださり、OGが「すみれの花咲く頃」を歌う中で出棺し、私の希望で皆の拍手で旅立った。富士見町教会大礼拝堂のパイプオルガンでシャンソンが奏でられたのは初めてかもしれない。参列者には2週間前に夫を送った方もいたので御言葉による慰めと力があるように祈った。
「舞台人は足がもげても舞台に立つの」と小学生の私に言ったことがある。ショーマストゴーオンということだ。一度始めたらやりきる。緞帳がゆっくり降りるように人生の幕を下ろすのかと思ったら、暗転の間に行ってしまったような素早さ。しかし暗転は、演者は次の場面の備えをし、観客は次の場面をワクワクしながら待つ時でもある。闇から光へ。私たちは神さまに心や体を守られているからいつも平安の中にいる。
(教団総幹事 網中彰子)






