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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【5040号】教師委員会・教区事務担当者研修会(3面)

2025年12月13日

無任所教師の実態を聞く
教師委員会

 11月11日、教団会議室にて第5回教師委員会が開催された。午前中に東京神学大学を問安した後に、西早稲田へと場所を移して会議を開催した。
 この日扱った議事としては、まず8月25〜27日に関西セミナーハウスを会場に行った教師継続研修会のアンケート結果を共有した。参加者の多くがこの時期の開催がちょうど良いと答え、またどの参加者も体面開催を望んでいることがわかった。開催地については熱海や、京都などがあげられるがアクセスの良いところを望む参加者が多い。またプログラムについては「説教と牧会」について今後も学びたいとの意見が多くあった。これらアンケート結果を次年度の開催に生かして行きたい。
 また本委員会で、無任所教師の実態に関する報告を受けた。教規128条⑤に基づいて、無任所教師のうち今後別帳に移行する基礎資料を整えていかねばならない。現在、教団ではおよそ550名の無任所教師を名簿にて確認しているが、住所不明者も少なからずある。住所不明者リスト最終任地や各教区、また神学校の同窓会のつながりなどを通しても所在の確認など調査することを考えていきたい。
 第3回委員会において受理している西中国教区からの戒規手続きの進捗状況が調査委員会委員長より報告された。現在西中国教区常置委員会から2度の聞き取り調査を行ったこと、戒規の判定は調査委員会を立ち上げ3ヶ月で結論を出すこととしているが現状難しいことの報告、今後の調査予定も報告されている。
 その他すでに伺った神学校問安の報告がなされ、また次年度の新任教師オリエンテーション、能登半島問安、教師継続教育研修会の日程、会場が確認された。
 次回委員会は、農村伝道神学校問安に併せて開催することとした。

(清藤 淳報)


 

諸手続きや事務取扱について研修
教区事務担当者研修会

 

 11月13日、14日の二日間、教区事務担当者研修会が開催された。教区事務担当者研修会は、諸手続きや事務取扱について研修・情報交換を行うとともに、教区と教団、教区同士が交流・親睦を深め、よりスムーズな事務となることを目的としている研修会である。
 今回は、教区や担当者の事情により欠席となった6教区を除く11教区から12名が出席した。教区により実務担当者が異なり、今回の出席者は主事4名、書記4名、教区事務所職員4名であった。教団事務局からは職員3名が出席した。
 今回の研修会では、申請書類の取り扱いについての確認、教会規則についての学び、宗教法人関係の諸手続きについての研修を行った。具体的な事例を出し合いながら、その対応について協議し、必要に応じて申し合わせ事項を定めた。
 また休憩時間を利用して事務局を訪問し各担当者との交流や保存資料の閲覧などを行った。これも恒例のイベントで、直接顔を合わせることで教区と教団が顔の見える関係になる貴重な機会となっている。
 また、今回は初めてペーパーレス化についての協議を行った。近年の郵便料金の高騰や経費削減の流れの中で、ペーパーレス化は喫緊の課題である。協議の中では、年度報告などの届出書類についてはメール等を利用するなど、出来るところからペーパーレス化を進めることが可能であるが、申請書類については捺印や省庁との関係などから引き続き書類による手続きが必要であることを確認した。

(神田 修報)

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