人生の規範を求めて教会に
平松宏城さん・紀子さん
平松宏城さん・紀子さん夫妻は、環境や景観に配慮したサスティナブル(持続可能)な都市デザインを仕事とする会社を経営している。昨今の世界の脱炭素へ向かう動向において、この業務のニーズの高まりを感じている。
二人共、キリスト者の家庭に育ったが、洗礼を受けるには至らなかった。仕事を通じて出会い、共に歩む人生の規範を求めて、教会の一員になることを求めるに至った。遠州教会において2023年2月に婚約式、クリスマスに受洗。そして翌年4月に結婚式を挙げた。
宏城さんは語る。「私は教会に来て、礼拝を守る時、事業者として普段考えているのとは、『全く違う視座からの言葉』をいただけることがありがたいと思っています。事業の競争の中を生きなければならず、それは大切なことですが、そこで、聖書の言葉は私に『一旦、立ち止まること』を教えてくれます。自分の感じる義が、本当に正しいのか。兄弟の目の中にあるおが屑だけを見て自分の目の中の丸太を見ない愚かさの中に陥っていないか。心を静め、平静を得る。その道しるべを、教会で示されています」。
また紀子さんは言う。「仕事の中で、様々な人間関係があります。つい自分の思いを優先して、『こうすべきだ』と考えてしまうこともあります。しかし最近、『その人にはその人に相応しい役割、相応しいやり方がある』と思うところから、人との関係性を築くことを思えるようになってきました。毎朝起きて、まず聖書を読みます。そこで示される御言葉が、不思議と自分の進む道に、そんな導きを与えてくれるのです」。
現在、東京と静岡県西部での二拠点生活。忙しい中にあるが、これからも教会員やCSの子どもたちとの良き交わりを持ち続けたいと語る。






