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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

︎【5032号】宣教研究所委員会(3面)

2025年5月24日

 『宣教の未来』、「協力」をテーマに

 第43総会期宣教研究所委員会の第1回委員会が、3月24日に教団会議室で行われた。

 7名の委員の自己紹介の後に組織が行われ、招集者の寺田信一委員が委員長に選出され、上田彰委員が書記に選出された。それ以外の委員の氏名は以下の通り。阿部啓、片岡賢蔵、長山道、松木進、宮㟢新。なお議事には道家紀一幹事と新名知子職員が陪席し、網中彰子総幹事からの挨拶もあった。

 前総会期の活動紹介(西日本宣教研究協議会への参加報告を含む)を終えた後、今総会期の活動方針について議論した。前総会期になされなかった「宣研だより」の発行と、前々総会期から続いている『宣教の未来』の発行それぞれの可否について中心的に話し合った。一つの総会期を越えた教団の宣教像のヴィジョンを本研究所がどう持ちうるか、という議論でもあったといえよう。バラ色の未来を語り得ない現実を直視しつつ、それでも希望を見出したい、という思いが随所に垣間見えた。前総会期において「全体教会の一体性」という共通テーマが挙げられたように、今総会期は「(伝道、宣教、教会間…)協力」ということを共通テーマとして掲げ、教団が現在直面している課題を表現する個別の論文テーマを絞り込み始めている。少し珍しい協力相手として「技術」が挙がった。現代技術との折衝は、何らかの意味で宣教の課題となるであろう。また今回は、「基調論文」の執筆を先行して依頼し、他の論文執筆者にこれを読んでもらうことで、各自に与えられた依頼テーマが「キーワード」とより密接に結びついたものとなるようにしたい、と考えている。

 次回に予定される会議(6月末)までに、各自が具体的なテーマを、心当たりのある執筆候補者とあわせて考えることとなった。

(上田 彰報)

教団新報
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