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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【5029号】兵庫県南部大地震記念の日追悼礼拝(2面)

2025年2月22日

「出来事が問う、その問いを石畳として」

 1月17日の午後6時より、神戸教会において、兵庫県南部大地震記念の日追悼礼拝のときがもたれました。1995年1月17日の地震から30年の時を経て、なお癒えることのない痛みを抱えた多くの方たちと共にありたいと願いつつ、また、能登半島の地震や津波・豪雨の災害に至るまで、この間に起った様々な災害からその都度問われてきたことをもこころに留めつつ、祈りを合わせるときとなりました。

 「被災教区の震災5年目の宣教にあたっての告白」を共に唱え、司式者の新堀真之さん(甲東教会)の祈りにこころを重ねました。そして、奏楽の瀬尾千絵さん(神戸教会)の奏でるパイプオルガンの音に合わせて讃美をともにささげました。

 説教者は西澤他喜衛さん(曽根教会・須磨教会)でした。説教題は「出来事が問う、その問いを石畳として〜地域の再生なくして、教会の復興はありえない」。

 震災の年の兵庫教区定期総会で副議長となり、後に議長として、また兵庫教区震災対策特設委員会の責任者としても、そして被災者生活支援・長田センターの初代責任者としても、兵庫教区の震災への取り組みの中にあって長く重責を担ってこられた立場から、この間の兵庫教区の歩みを振り返りつつ、今またわたしたちは何を問われているのか、力強くメッセージが語られました。

 出席者は会場で105名、YouTubeでの参加者は、同時最大で115名でした。礼拝の様子はYouTubeで今もご視聴いただけます。「日本基督教団兵庫教区」のYouTubeチャンネルを検索してくださるか、「日本基督教団兵庫教区事務所」で検索し、そこからリンクを辿ってくださると簡便です。

 お寄せいただいた礼拝献金は、オンライン参加者の分もありますので、後日兵庫教区の発行する「震災ニュース」にて合計額をお知らせいたしますが、全額を東日本大地震・津波・原発事故被災者、能登半島大地震・津波・豪雨災害被災者、「アハリー・アラブ病院を支える会」によるパレスチナ・ガザの人々の支援等に用いさせていただきます。(森 なお報)

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