所在不明の無任所教師、対応を協議
第6回教師委員会は、6月24〜26日、ハートピア熱海で開催された新任教師オリエンテーションの一日目と二日目に行われた。古旗誠委員長による開会祈祷の後、新任教師オリエンテーションについて協議した。出席者の確認、各パートの役割分担などについて最終確認をした。オリエンテーションは新任教師が教団の教師として立ち、それぞれの場へと遣わされるために必要な学びを受ける場所だが、同時に違う背景を持った教師たちの豊かな出会いと交わりの場でもある。教師委員会としては、参加者一人一人がしっかりと学び、またリラックスして豊かな交わりを得られるよう祈りつつ準備を進めた。
続いて前回の議事録、委員長および事務局報告、次年度オリエンテーションの日程について承認した。教師委員会から福島純雄委員を派遣している教師養成制度検討委員会では、常議員会に案を提出するとの報告があった。
7月30日〜8月1日に行われる教師継続教育研修会について、会場までの移動、内容や進行について確認した。テーマは「説教と牧会」で講師は越川弘英氏(同志社大学)と小泉健氏(東京神学大学)である。委員会としては、説教や礼拝に悩む教師たちの働きに資する学びとなるよう、内容を検討した。
続いて2件の戒規適用申請について協議した。1件目はすでに受理されている事案で、調査員からの詳細な報告を受けて協議したが、さらに審議する必要があり継続とした(その後、8月5日に委員会で適用を決定)。2件目は受理を保留している事案である。これは当該教師と教団との話し合いを優先すべきとの判断により、今回も受理を保留することにした。
最後に無任所教師について話し合った。現在教団には660名の無任所教師が登録されているが、そのうちの291名が所在不明となっている。今後委員会内にチームを作ることを視野に置いて対応を協議していくこととした。内城恵委員が閉会祈祷をして会を閉じた。
(兼清啓司報)