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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【5014号】社会福祉施設からの声 ❶(3面)

2024年2月24日

社会委員会援助団体
一般社団法人シャロームいしのまき《宮城県》

困難を受け止め、事業を継続

 一般社団法人シャロームいしのまき(2014年設立)は、精神障がいを経験した当事者・家族・支援者が中心となり「地元の水産加工物などの販促による地域活性化」と「地域に新しい精神福祉の風をおこす」ミーティング・当事者研究・障害で町おこしセミナーを続けてまいりました。
 2011年東日本大震災によって宮城県石巻市は最大の被災となり、漁業施設や水産加工場は壊滅的な被害を受け、約4000名の尊い人命を失いました。2011年5月よりミーティング・当事者研究を石巻栄光教会の礼拝堂をお借りして再開を果たしました。水産加工品などの販売は2015年度より本格的に販促を開始しました。2018年就労継続支援B型事業所「べてるの風」の事業認可を得て、障がい者の方々の働く場を拡大しました。資金繰りは厳しいところがありましたが、日本基督教団の全国各地の教会より、バザーで販売する水産加工品などの注文があり販売は安定しはじめました。教団の「社会福祉施設援助金」の助成をいただきました。感謝でありましたが、2020年1月コロナウイルス感染確認され、教会は礼拝を含め集会を取りやめることになり、水産加工品などの注文が激減してしまい経営が難しくなってきました。
 しかし、私たちは、「キリストの苦難にあずかればあずかるほど、いっそう喜びなさい。キリストの栄光が現れるときにも、歓喜にあふれて喜ぶためです」(Ⅰペテロ4・13)という言葉があるように、あらゆる苦難を、喜びのために備えられた大切な経験として生きることで、希望につながることを学ばされてきました。その意味で、私たちは、この度の困難を、次なるプロジェクトへつなげる意味ある経験として受け止め、あらたな体制で、規模を縮小して「事業の継続」をすることになりました。
 これからも地域との連携を核に、地場の製品の販路拡大、障害を持つ人たちの働く場の創出に向けて全国の諸教会、協同労働やべてる家のネットワーク、石巻に若者支援の拠点をもつK2−インターナショナル、そして、いままで活動をともにしてきた当事者、家族の皆さんと一緒に事業を展開していきたいと思いますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

(大林健太郎報/顧問、前理事長、石巻栄光教会員)

 

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