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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【 5011・12号】教区事務担当者研修会(3面)

2023年12月23日

教区と教団、教区同士が顔の見える関係に

 11月9日から10日にかけて、教団会議室を会場として、教区事務担当者研修会が開催された。この研修会は、教団事務局と各教区の事務担当者が申請書の取り扱い等の事務手続きについて確認・協議する研修会である。過去3回行われたが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、5年ぶりの開催となった。
 今回は、教区や担当者の事情により欠席となった4教区を除く13教区から15名が出席した。教区の事務担当者は教区ごとにその担当が異なり、今回の出席者は幹事・主事7名、書記3名、職員5名であった。教団事務局からは道家紀一総務幹事と職員3名が出席した。
 一日目は教務関係申請書の扱い、教師に関する対応などを協議した。特に近年増加している教会合併・教会解散の手続きについて確認した。
 二日目は、冒頭で出版局、年金局、部落解放センター、隠退教師を支える運動よりそれぞれの活動の紹介や事務的な確認を行った。続いて宗教法人の申請書の扱いについて協議した。宗教法人格は各個教会がその財産管理のために取得している法人格であり、その手続きは教団だけでなく法務局や自治体に対しても行わなければならない。そのために必要な事務手続きについて協議した。その後昼食をとりながら質疑応答を行い、様々なことについて意見交換を行った。
 また両日の休憩時間を利用して事務局・出版局・年金局を訪問し各担当者との交流や保存資料の閲覧などを行った。
 申請書をはじめとする教団の事務手続きは、各個教会の宣教・伝道を支えるための大切な働きである。この研修会では学びと同時に、教区と教団、また教区同士が対面し情報交換をすることで、顔の見える関係となりスムーズな事務処理を行うことができるようになることも目的としている。今回の研修会は終始和やかな雰囲気で、よい交わりを持つことができた。これからも教区と教団が協力して、各個教会に仕えるための働きを続けていきたい。

(神田 修報)

 

教団新報
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