3つの小委員会を開催
第2回世界宣教委員会と、3つの小委員会が開催された。
第1回韓国・台湾・スイス協約委員会を、6月7日にオンラインで合同開催した。開会祈祷と自己紹介の後に委員会組織を行った。委員は5名。合同委員長に台湾担当の村山盛芳(南山)、書記に韓国担当の長尾有起(王子)を選出。尹成奎(中川ぶどうの木伝道所)は韓国、高橋真人(会津坂下)は台湾、戸根裕士(蒲生)はスイス担当となった。
北海教区受入宣教師であるディヴァン・スクルマン宣教師(台湾長老教会)の任期延長に伴う今後の人事について、北海教区より書面で報告を受けた。台湾協約委員会、北海教区、台湾長老教会の三者で連絡をとりながら、今後のスクルマン宣教師の働きを共有することを確認した。
コロナ禍で中止となっていた台湾基督長老教会主催ユースミッションの「I Love Taiwan」への青年の派遣について報告を受けた。
しばらく開催していなかった三国間協議会(韓国・台湾・スイス)は、次回が韓国3教会が担当となるため、長尾委員、尹委員を通して韓国側へ打診することとした。
続いて6月13日、第1回宣教師人事・支援委員会が教団会議室で開催された。開会祈祷の後に委員会組織を行い、委員長に小海光(UMC/ウェスレー財団)、書記に山本一(伊丹)が選任された。5名の受入宣教師の就任、1名の任期延長、1名の任期満了による辞任が承認された。また、教団がビザ申請する際の基準について、関係各所と検討することが確認された。
引き続き同日、同じ場所で、第2回世界宣教委員会(国際関係委員会兼任)が開催された。開会祈祷の後、派遣宣教師について報告がなされ、今後の支援(医療費など)について協議された。米国シカモア組合教会に派遣されていた石田求宣教師の辞任が承認された。
エキュメニカル協力奨学金の募集と選考について確認し、今回で資金が枯渇するため奨学金のための献金を呼び掛けることが承認された。海外教会からの来訪について、4月のEMS(連帯福音宣教会)と、5月のPCUSA(アメリカ合衆国長老教会)の教団訪問について報告を受けた。また8月にミッション21、9月にミッション21アジア部会、ドイツ東亜伝道会、10月にベルリンミッション、12月にカナダ合同教会の来訪が予定されている。
その他、西之園路子WCC中央委員からエキュメニカル関係の諸報告がなされ、また今後出席予定のWCC中央委員会、台湾エキュメニカルフォーラムについて報告がなされた。
(左近深恵子報)