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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4985号】▼隠退教師を支える運動・全教区推進協議会▲(2面)

2022年11月12日

基本姿勢を確認し課題を共有

 「隠退教師を支える運動・全教区推進協議会」が10月7日、教団会議室を主会場として対面16名、ズーム参加6名、書面報告7名で開催された。コロナ感染リスクによる過去2年間の書面協議会を経た、久し振りの会話を通しての恵みと感謝に満ちた協議会であった。
 協議会に先立ち開会礼拝が捧げられ、秋山徹教団総幹事より、コリントの信徒への手紙二8章1〜9節を通して「この恵みの業を」と題する説教に与り、「慈善の基本姿勢、私共のために貧しくなられた主の豊かな恵みによって、この運動へと押し出される私共でありたい」と祈らされたことであった。次いで協議会に入り、鈴木秀信委員長より過去2年間に逝去、退任、新たに就任した方の紹介、続いて山田昌人事務局長より21年度事業および決算、22年度計画の報告、中川義幸年金局理事長より教団年金の近況報告を受けた。また例年のごとく「隠退教師を支える運動/私たちのビジョン」を全員で唱和して運動の基本姿勢を再確認した。その後全体協議に移り、参加者全員が活動現場からの報告、問題点を持ち寄り課題を共有した。課題は2点に絞られる。
 第一は運動参加教会・伝道所の増加を図ることである。生涯を伝道・牧会に尽くし隠退した先生方の老後の生活を少しでも支えたいとの思いをいかに伝え、より多くの方々に理解してもらうか。この信徒運動は全教会・伝道所の方々の参加が私共の願いである。
 第二の課題は協力下さる方、委員会構成員の高齢化による後継者育成の問題である。これは信徒運動自体の課題であるが、同時に牧師、教会・伝道所そして教区等の連携の下で育つ協力体制作りも、今後の課題ととらえている。
 様々な課題を担いつつ、主の豊かな恵みの下で感謝と喜びをもって、これからも誠実に仕えていきたいと願いつつ散会した。

(鈴木秀信報)

教団新報
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