「しんぶん赤旗」は「戦争と平和−宗教者は語る」と題し各宗教の代表者のインタビュー記事を掲載している。5月6日発行号に私の記事が掲載された。
取材のために来てくださった同紙記者が、習字で書かれた御言葉「平和を実現する人々は幸いである。その人は神の子と呼ばれる」を見て「いい言葉ですね」と言ってくださった。今年の年長(ばら)組の主題聖句だ。年長組の進級式の礼拝の御言葉が、年間の主題聖句となる。礼拝のお話の中で、ウクライナの悲劇について問いかけたら、子供たちはよく知っていた。
「しんぶん赤旗」に掲載された記事の最後の段には、「神の子として」との見出しで以下のように記されている。
「わたしがかかわっている幼稚園で、年長の園児たちに、聖書の『平和を実現する人々は幸いである。その人は神の子と呼ばれる』という言葉を示して話しました。『ウクライナで、爆弾でたくさんのひとが死んでいます。すごく悲しいです。命が一番大事です。神様に世界の人が愛されています。命を守って、友達を大切にする人は「神の子」と呼ばれます。「神の子」と呼ばれて平和を作る人になりたいね』と話しました」。
軍事に対して軍事で対応する「抑止力」の危険性等を語りましたが、「聖書の言葉」が中心に掲載されたことを、越谷教会員は喜びました。
(教団総会議長 石橋秀雄)