コロナ禍の影響がこれほど長引くとは思っていなかった。教会をはじめ関係学校・団体・施設等では、毎日感染対策をしながら、日常の働きを担っている。
もっとも私の場合は、ほとんどの会議や会合がオンラインで開催されることで、長距離を移動することによる体の負担が少なくなったことはありがたい。正直なところコロナ禍収束後においても、皆が集まると共に、オンラインでのリモート参加というハイブリッド形式での会議の開催の継続を願っている。
教会においても、ユーチューブによる礼拝説教の動画配信がとても好評である。礼拝説教についてはこれまでもCDを作製しているが、これはこれで、車の運転中に聴くことができるなどの理由で喜ばれている。
これらの視聴がそのまま礼拝出席に代わるということではないが、み言葉を届けるということ、また、み言葉を聴くということにおいては大きな意義がある。
その他、祈祷会へのオンラインでのリモート参加も好評だ。共に祈るということにおいては、「離れているけれどつながっている感」が大きい。
教会においてこのようなことがなされるようになったことは驚きであるが、これも、「わたしの身に起こったこと」(フィリピ1・12)であり、「福音の前進」に役立つものであると思わされている。
(教団総会書記 雲然俊美)