第8回社会委員会は、3月18日にオンライン会議として開催した。前回(1月26日開催)において、コロナ禍で行政支援の行き届かない困難のある方々に対する支援活動をしている団体を教団として支援することを可決し、各教区に紹介してもらう期限を3月15日に定めたことにより、実務を進めるために短期間での委員会開催となった。
金子直子委員による開会礼拝の後、前回議事録を承認して協議に入った。まず、今般の支援に関して中部教区社会部より意見書が届いていることについて、これに対して社会委員会として返答するために秋山徹総幹事を交えて協議した。コロナ禍をひとつの災害として捉え支援を行う、というこれまでにない形を提示したことで充分に意図や枠組みが伝わっておらず、受けとめかたに相違があることから、その点の説明を含む文書を整え、返答することとした。
次に、10教区から紹介された支援活動団体28件について、その働きを確認・共有し、1件につき10万円の支援を決定し、各教区を通して届けることとした。
今期中にまだ開催していない社会委員長会議については次回委員会で検討することとし、5月10日に第9回委員会をオンライン会議で行う。また最後に、日本キリスト教社会事業同盟推薦委員が4月から交代するため、退任する伊藤信彦委員からのあいさつを受けた。(高橋真人報)