【4944・45号】人ひととき 荒井忠三郎さん

キリストに生きる

戦争が終わって「人生やり直し」との思いから夜学に通っていた荒井忠三郎さんは、年若いクラスメイトから渡された新約聖書を開いて読むようになった。誘われて伝道集会に出席し、キリストを信じる決心へと導かれた。

やがて、伝道チラシを受け取り、聖和教会の礼拝に出席するようになる。昭和29年のイースター、臼井義麿牧師より受洗した。

しばらくして長老に選ばれた荒井さんの自宅兼職場に、臼井牧師が訪ねて来た。工場の広い敷地と周囲の様子を見て言った。「君、ここは伝道に最適だよ。是非、開拓伝道をやり給え」。戸惑いつつも、促されるままに伝道計画書を作成。すぐさま臨時総会が開かれて、伝道所開設となった。

工場倉庫での礼拝。労苦はあったが、伝道の勢いは凄まじいものだった。教会学校も開かれた。ひたすらに福音を宣べ伝えた。

開拓伝道は10数年続いたが、工場の倒産により閉じられることとなった。その間、受洗者62名、転入者10名が与えられた。

伝道所のメンバーと共に聖和教会に復帰した荒井さんは、自宅を開放して聖書を読み祈る会を持つようになる。約20年の間に、7名の受洗者が与えられた。現在は、妻の和子さんと二人で、毎朝、聖書を読み、祈りをささげている。

教会は創立69周年を迎えたが、荒井さんは牧師を支え続け、兄弟姉妹を励ましてきた。80歳で長老を退いて、現在94歳。両手に一本ずつ杖をもって礼拝に集う荒井さんを支え続けているのは、「我は復活なり、生命なり、我を信ずる者は死ぬとも生きん」(ヨハネ11・25)との御言葉である。

そして、その礼拝者としての真摯な姿によって、キリストを証しし、今も兄弟姉妹を励ましている。

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