【4934・35号】新型コロナウイルス感染拡大渦中で海外教会の取り組みにきく

韓国 《大韓イエス教長老会 セムナン教会》

自由の意味を問い、「いのち」のための試行錯誤を

去る8月14日、ソウル市から重大な行政命令が出されました。市内の全宗教施設に対する集合制限命令です(後に集合禁止命令へ変更)。首都圏にある複数の教会で新型コロナウイルスの集団感染が発生したのでした。

市から出されたのは要請ではなく法に基づく行政命令です。そのため、市内の全教会は2週間にわたり、対面式の諸集会が開けなくなりました。

私が協力牧師として仕えるセムナン教会からも、翌土曜朝には「対面式の日本語礼拝休止」の連絡が来ました。礼拝休止の通達はこれで4回目。韓国教会では行政主導による諸集会の休止と再開が繰り返されているのです。

教会の防疫対策も行政指針に沿って進められています。社会的距離の確保をはじめ、教会施設内でのマスク着用、入場時の検温、本人確認(QR認証等)、名前・電話番号・入場時間の記入、手の消毒等です。教会での食事の提供もその時々の感染状況に応じて中断と再開が繰り返されています。

主日に5回行われる礼拝は各回とも教会員300人に出席を限定することが続き(2840席の礼拝堂)、他の人々はオンラインの生中継映像を視聴することで礼拝への参与としてきました。聖歌隊の規模も十分の一に縮小され、聖餐式は今年2月以来行われずにいます。

一方、行政からの指針や命令に従わない教会もあります。しかし、概してそのような教会で集団感染が発生するため、キリスト教会全体が社会から厳しい視線にさらされる要因ともなっています。

もっとも、大多数の教会では感染者が現われていません。それは行政による社会管理の仕方と教会の著しい組織化による成果と思われます。その長所と問題点とが今回の新型コロナへの対応を通して顕著となりました。

行政命令の遵守を求められる韓国教会は「自由」の意味を問い、苦悩しつつ、「いのち」を最優先とするための試行錯誤を続けているのです。

こうした困難の中、教会は子供の礼拝と教会学校に力を注いでいることが注目されます。子供のオンライン礼拝と教育用動画は見事です。その準備に費やされる奉仕者たちの労と熱意は、コロナによって冷まされることなどないようです。(8月18日/ナグネ報)

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