共に伝道する教区目指して
東京教区議長 岸俊彦
東京教区は東、西南、南、北、千葉の5支区と共に教区形成と伝道に励んでいます。
昨秋の台風で被災した伊豆諸島の教会(東支区)と千葉支区の諸教会を覚えて、祈りと献金が各教区、諸教会・伝道所、教団から届けられました。ありがとうございました。
また「日本伝道の推進を祈る日」のために『信徒の友』(2〜4月号)に各支区の教会・伝道所が掲載されました。教区のそれぞれの地で、キリストの教会として少数の信徒と教師が、また無牧であっても礼拝を守り伝道の拠点となっていることの一端が伝えられました。他の教区と同じ課題を東京教区も抱えています。教団の一肢として主のネットワークにつながり、共に伝道に励まなければならないと自覚させられました。
その自覚のもと、「教団伝道推進基本方針」の具体的展開となる「日本伝道の推進を祈る日」と「全国伝道推進献金」に、教区として積極的に取り組んでいます。そのために、各支区代表5人と常置委員3人からなる「『教団伝道推進基本方針』展開委員会」を組織し、教区三役が陪席しています。
この活動を進めるために、まず委員と常置委員が属する教会の実情を把握しました。第3主日にポスターと共に『信徒の友』掲載ページを張り出し、礼拝で祈り、献金を献げている教会がある一方、この活動自体に無関心な教会があることが分かりました。教団の動向や他教区の報告も受けます。それらをまとめてニュースレターとして教区内全教会・伝道所に届け、この活動の理解と協力を呼びかけています。
伝道に燃える信徒の方々に励まされます。この熱意に教師も応え、教区全体に広がり、共に伝道する教区となるようにと願っています。