10月14日、富士見町教会で開催、教師、信徒155人が出席した。
第1部記念礼拝では、石橋秀雄教団総会議長が「伝道の命と力の回復」と題して説教した。「教団の歴史に主が憐れみを注ぎ、導いてくださったことに感謝と共に希望を抱いている。『共に祈ろう、共に伝えよう、共に献げよう』、教団伝道推進基本方針の展開を一つになって進めよう」と力強く結んだ。
礼拝後、開会挨拶で望月克仁全国信徒会会長は「二人が一人の未信者を教会に招こう」と訴えた。
第2部講演・フォーラムでは、大会主題「青年伝道」について増田将平牧師による主旨説明の後、「若者と献げる喜びの礼拝」と題して大嶋重徳KGK総主事が登壇した。「私たちの歴史の中で、伝道はしてきたが、私たちの子どもたちに信仰を繋いでくることを怠ってきたのではないか」と問いかけた。
「学生時代に長老から自分のために祈ってほしいと言われ、祈る言葉も知らないまま祈ったことを今も明確に覚えている」。
ルカ書24章をひも解きつつ、エマオへの途上で二人の目が開かれエルサレムへ戻って伝道が始まることに重ね合わせて、「若者と共に祈り、喜びの礼拝を献げることを願うとき、あなたは何になるのか」と語り、若者と祈り祈られる中で開かれる新たな交わりの大切さを示唆した。
若者の礼拝事例紹介で、齋藤篤牧師は「十人が一人を」と題して、若者が主体となって礼拝を守るワーシップの数々を映像で紹介した。
つづくフォーラムでは、講演と事例紹介についての意見・質問を受けて、高齢者も若者も共にまじわることの大切さなど意見が交わされた。
準備に当たった東京信徒会は、160字メッセージ寄稿を呼び掛け、76人が参加した。「プログラム記念冊子」には伝道160年目の信徒の声が活き活きと記録され、日本伝道200年に繋いだ。(鈴木功男報)