【4722・23号】各教区被災状況報告

 

臨時常議員会の中で、各教区議長または代理者により、東日本大震災関連事項に絞って、教区報告が行われた。特に被災3教区報告には時間が割かれた。

奥羽教区邑原宗男議長は、宮古、新生釜石、千厩、大船渡の4教会の被害状況や近隣地域への救援活動を主に、詳細に報告した。宮古は教会・牧師館一階が水没したものの、盛岡YMCAやカナンの園職員により掃除がなされ、逆に近隣地区の救援基地として用いられていることが、新生釜石については、ボランティア活動によってヘドロと瓦礫に埋まった礼拝堂の片付けが行われたこと、淀川キリスト教病院から医師・看護師の応援が与えられ、地域の方々の相談に与っていること、北海教区からの応援、教団議長はじめ東京神学大学生のボランティアのことなどが詳しく述べられた。また、教区の調整を通さない一方的なボランティア活動による混雑などにも触れられた。

千厩は礼拝堂・牧師館が危険建物とされ、避難先に借家を確保したことなど、厳しい現状が報告された。 大船渡は高台にあり被害は軽微、支援物資が配布され地域に喜ばれていること、埼玉地区による炊き出しなどの支援活動が行われたことが報告された。

また、人的な被害(行方不明)が出た内丸教会や教会員の被害のことが覚えられた。

東北教区は、高橋和人議長により、29教会の被害状況が一覧表で説明され、大きな被害を受けた教会が多いことが示された。原発事故の被害を受けた地域、教会についても、表とは別に説明された。人的な被害では、判明している4教会4名のことが報告された。また、震災直後の初動から、現在時点に至る教区の取り組みが子細に報告された。教区総会への提案内容として、「教区活動を縮小・凍結して総力を挙げてこれにあたる」と、基本姿勢が記されており、教区の被害の甚大さと、これに取り組む悲壮感が伝わった。

また、東北教区教会救援復興委員会の設置に関して、その目的に「被災地域の教会、および教区全体がみ言葉による再生、復興の拠点となること」と記されていることが印象的だった。

関東教区では、22教会・団体の被災状況が上げられ、疋田國磨呂議長より、詳しく説明された。マスコミで取り上げられ、ある程度被害実態の想像がつく海岸部のみならず、茨城・群馬などの内陸部の被害が大きいことを知らされた。

また被災支援委員会の立ち上げや、これまでの活動内容についても説明がなされた。

大船渡教会で埼玉地区が主体となり「無料バザー」を開催したことが、焼き肉、焼きそば、フランクフルトと、品目まで紹介された。寒い土地で心まで寒くなっている人に、暖かい思いを届けたということだ。

他の諸教区は、限られた報告時間の中で、これまでどのように取り組みを行ったか、また、今後どのような姿勢で臨もうとしているかを述べた。その思い、覚悟が伝わった。被災教会の励ましとなるだろう。

 

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