<全キリスト教会の11246祈りの会の呼びかけ>
東日本巨大地震と津波がもたらした大惨事と、二次災害としての福島第一原子力発電所事故は、地域を不安の中に陥れ、戦後最大の危機として日本社会を脅かしています。
大津波は1万2千を超える命を呑み込み、なお1万5千名の行方不明者がおり、言語を絶する悲惨に言葉を失っています。
一つの命にどれほどの愛する者のつながりがあったでしょうか、人のつながりがあったでしょうか。その関係が断ち切られた絶望をどれほどの人が味わっているでしょうか。
「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ」と叫ばれた十字架の主の声が心に浸みこみます。
十字架の主に慰めと希望があります。日本の諸教会が心を一つにして、共に熱い祈りを捧げる時をもちたいと強く願っています。
11246(11日 午後2時46分)、この日とこの時間を覚えて共に祈りましょう
2011年4月5日 日本基督教団 総会議長 石橋秀雄