9月27日、第2回世界宣教委員会並びに国際関係委員会を教団事務局で開いた。
まず確認されたのは、アジア、北米、南米、ヨーロッパへ派遣されている宣教師の状況である。提出してもらった報告書などを参考に、一人一人の様子を委員間で共有するように努めている。
宣教師はそれぞれ全く異なった文化や言語、政治的背景、そして経済状況の中で、教会や学校等で求められているニーズに応えるべく奮闘しており、委員会としても可能な限り支援したいと考えている。具体的には、医療費や語学研修費の補助、必要に応じて緊急事態への支出も行っている。
また当委員会からの出張として、台湾基督長老教会総会や英国メソジスト教会年会等への参加、青年派遣プログラムの引率の報告を各担当者から受けた。
特に6〜9月にかけて、台湾、ドイツ、カナダ、フランスへの4つの青年派遣プログラムは、概ね好評だったとのこと。今後もますます、海外との直接的な接点を持つ青年が増し加えられることが期待される。
当委員会における最も重要な役割の一つは宣教師の派遣と帰国の支援であるが、今回も就労ビザの終了により帰国する教師、またその後任として派遣されることを決断した教師がいた。国内での異動もさることながら、海外派遣ならではの苦労もあるかと思う。各宣教師を支える支援会共々、負担を少しでもカバーできるようにしたい。
今年も10月6日に世界宣教の日献金をお願いした。「海外で働く教団宣教師を覚えるために」、「海外プログラム参加青年のために」、「キリスト者留学生奨学金のために」の三本柱としている。尊い献金に感謝している。(近藤 誠報)