8月27〜28日、第2回宣教委員会が別府教会を会場に開催された。前回以降、全国教会婦人会連合委員長が改選され、横山ゆずり新委員長が陪席者として加わった。常議員会及び各委員会からの報告を受けた後、以下の議題を協議した。
①宣教方策会議に関する件。主題は「伝道推進と機構改定をめぐって−日本基督教団のこれから」と決定。この方策会議で教団の打ち出している「伝道推進と機構改定」の双方の整合性が明確になることが主題の意図である。教団伝道推進基本方針が神学的に位置づけられ、それに立脚して機構改定を考える筋道が、この方策会議で明確になることを期待して実施することを確認した。
また、主題に対する各教区の見解をなるべく多く発言してもらうため教区報告は5教区に増やした。また、「教団と距離を置く」としている沖縄教区だが、宣教委員会としては参加を切に願っていることを伝えることとした。
②教会中高生・青年大会の件。伝道委員長、伝道推進室長、教育委員長の連名で提案された。「この大会は全教団的と言えないのではないか。担い手に偏りがある」との反対意見もあったが、採決の結果、賛成9名、反対1名で、第42総会期中の実施が承認された。委員会予算は30万円。実行委員には若手教職5名が推薦された。常議員会とのパイプ役等のためシニア世代のスーパーバイザーが必要であることが確認事項となった。
③「開拓伝道援助資金の実施要綱」改正に関する件。資金援助の条件に「経常収入600万円未満の教会・伝道所の申請に基づき適用。原則として事業総額5000万円を超えるものには適用しない」という条件を新たに定めたものを承認した。
その他、別府野口教会、別府不老町教会を問安することができた。(田中かおる報)