【4910号】若者を支えるということ

 北海教区で長く財務の責任を担ってきた方が、「今の若い人たちから見れば『年金暮らし』はとても恵まれている。少なくとも数年先まで毎月一定額の現金収入が確実にあるのだから」と言ったことばが忘れられない。公務員としてずっと福祉を担当してこられた方だけにシビアな重みがある。

 若い世代が将来の生活の安定を見通すことが困難なのは、北海道だけではないだろう。

 「教会は高齢化して年金生活者ばかりだから、若い人にどんどん教会にきてほしい」という言説は、もはや意味が逆転する。教会には年金で収入が確実な高齢者が多いのだから、不安定な雇用のもとでさまよう若い世代を支えることができるのだ。

 この夏も二泊三日の教会学校キャンプが行われた。ふだんの礼拝に集うこどもは少ないが、このときばかりは30名近い小中学生が参加してくる。このために予算のほかにも献金を募り、教会員から直接支援していただいた。参加者やスタッフの負担を極力軽減するためだ。

 青少年の活動やキャンプへの数千円の参加費にしても今の若者や若い家庭にとっては手痛い出費だ。「うちの教会には若い人はいないけれど、地区や教区の若い世代のために」と献金が献げられることがある。高齢者が若者を支え、若者が希望を見出すような、教会共同体を形成できるだろうか。

(教団総会副議長 久世そらち)

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