【4704・05号】委員会コラム 世界宣教委員会

 

働き人が孤立しないために 村山盛芳

6月の中旬に、世界宣教担当の加藤誠幹事と一緒に、教団がアメリカに送り出している宣教師を訪問する機会が与えられた。働いておられる現場を見て、課題をお聞きすることと、宣教師を受け入れてくださっている教会・教団・関係団体の方からご意見を伺うことが目的であった。委員会の決定に基づいて行われたものだったが、加藤幹事はこの宣教師訪問の前後に、ドイツの国際会議出席と宣教師訪問、アメリカの教会本部の訪問、とたっぷりおまけもついており、大変有意義でなさなければならない旅であったことは確かだが、幹事には随分気の毒な旅であったとも言える。

アメリカで奉仕をしている宣教師たちに共通しているのは、母国語で同労の牧師と話すことに飢えていることだと感じた。もちろん、英語でコミュニケーションを持つことに問題は無いし、日本語で教会のメンバーと語ることも日常的なことであるが、分かち合いたい微妙な部分を持ち出す場所も、シェアーする人も身近にはいない、ということを感じた。これは、どこにいる宣教師でも同じで、日本で奉仕をしておられる多くの働き人も同様であろう。世界宣教委員会の仕事は、教会や団体との交渉はもちろんであるが、重荷を持って奉仕しておられる「人」が生き生きと孤立することなく働けるためにあるのだと強く思わされた。そのためには、幹事と職員に対する仕事量が多すぎるのは紛れも無い不幸な事実である。

(世界宣教委員長)

 

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