第41総会期第1回社会委員会が、2月18~19日に教団会議室で開催された。今期の委員は森下耕(招集者)、金子直子、庄司宜充、髙橋真人、柳谷知之、大塚啓子、伊藤信彦(日本キリスト教社会事業同盟より派遣)の7名。
開会礼拝の後、組織会を行い、互選により委員長に森下耕、書記に髙橋真人を選任。諸報告がなされ、前総会期からの「申し送り事項」を確認し、今総会期委員会の方針及び計画に関して、基本的に前年度を踏襲することを可決した。特にその中で、日本キリスト教社会事業同盟との関係を保ち深めること、基地問題・死刑制度・放射能問題など「命」の問題を継続して取り扱うことを確認した。
また今期は、半数以上の委員が新任となったため、「日本基督教団社会活動基本方針」の現在の教団における位置づけを、2010年当時に社会委員会において、原田史郎委員(当時)より提出された「『日本基督教団社会活動基本方針』(1966年教団総会)をめぐる委員会の学び」により確認した。
今期も「社会委員会通信」を発行し、フィールドワーク等で得られた事柄を教団全体に発信して行きたい。また時期を捉えたメッセージの発信を心掛けたい。
関係委員会への派遣に関して、宣教委員会に森下委員長と庄司委員を派遣する他、日本キリスト教社会事業同盟、日本キリスト教保育所同盟に各1名を派遣することを可決した。各団体との関係を保ち、深めて行きたい。
クリスマス献金をもとに実施している社会福祉施設への援助については、各教区より推薦された6施設について提出された申請書類を慎重に審査した結果、申請を受けた施設すべてに各10万円を送ることを可決した。
今期も全国社会委員長会議を行うこととし、2020年2月に東京での開催を予定している。 (髙橋真人報)