第141回神奈川教区総会が、2月23日、清水ヶ丘教会にて開催された。開会時には議員229名中155名が出席した。
議事日程承認では教団信仰告白を告白することをもって会議を開始する、という修正が提案された。三宅宣幸議長は「議事日程は常置委員会で審議の上提案している。信仰告白を軽んじるわけではない」と原案について説明した上で採決した。157名中賛成78名で修正案を否決、今総会において信仰告白を行わないこととした。教区基本方針を古谷正仁副議長が朗読し審議を開始した。
議長、副議長、常置委員選挙はすべて予備投票を行い候補者を選出、本投票を行った。また書記は、議長、副議長の推薦を議場が承認して選出された。三役は再選された。
1名の准允、3名の按手執行について審議した。議長が執行の採決前に従来から行ってきた「教団の教師検定試験は神奈川教区から見て不当とまでは言えない」という宣言の取り止めを求める意見が動議として扱われた。採決の結果、宣言を行わない動議への賛成は163名中64名となり否決、従来どおりの宣言をして執行を可決した。
19年度教区活動基本方策案・活動計画案では「福音を伝道する」の一項目を加える修正案を138名中52名の賛成にて否決して原案を可決した。
19年度教区予算案は、前年予算比79万9000円減の5657万2000円を可決した。
1966年に秦野西伝道所として設立された秦野西教会の19年3月末をもっての解散を承認した。教会用地の土地所有者からの返還要請を熟慮して解散を決定したことが報告された。19年度から神奈川教区は106教会・伝道所となる。
三役選挙結果
【議長】三宅宣幸(元住吉)、【副議長】古谷正仁(蒔田)、【書記】佐野匡(横浜本郷台)
常置委員選挙結果
【教職】網中彰子(横浜明星)、飯田輝明(溝ノ口)、愛澤豊重(横浜菊名)、小林美恵子(横浜上倉田)、松下道成(大船)、原宝(上大岡)
【信徒】望月克仁(鎌倉雪ノ下)、山﨑輝幸(横浜指路)、吉岡直人(六角橋)、松橋秀之(蒔田)、沖田忠子(横浜港南台)、古賀健一郎(紅葉坂) (新報編集部報)