【4699号】人ひととき 岸本八郎さん・祐子さん

 

家造りの恵みを生きて

 

「家を建てる人は、希望に満ちている」そう語るのは八郎さん。大手企業のサラリーマンとして20年を過ごした後、不動産業を営む実兄に乞われて建築の道へ。「居心地の良い住まい造り」を求めて10年前に独立、株式会社住暮楽(すみくら)を設立した。地元京都産の北桑杉を用いた「近くの山の木で建てる家」、太陽熱を上手に利用して自然環境に近い環境を実現するOMソーラーなど、最良の家造りを提供するために努力を惜しまない。

八郎さんは京都上賀茂の生まれ。上賀茂神社の荘園のような土地柄で、お寺すらない環境。キリスト教に触れたのは、後に伴侶となる祐子さんとの出会いからだった。祐子さんは、熊本バンドの宮川経輝に連なるクリスチャンホーム育ち。当然、結婚式は洛北教会で挙げた。それから程なくして、祐子さんの身内の葬儀が相次いだ。八郎さんは今まで経験したことがない、教会での葬儀に立て続けに参列することとなった。中でも、祐子さんの祖父である大塚節治教授(同志社神学部)の葬儀に参列した時に、故人を偲ぶことを通して神を讃美する信仰の姿勢に感じて、キリスト教はよいものだとの思いを深くした。

「葬儀は教会で」と口にした八郎さんだが、洗礼を受けるに至るまでさらに20年近くかかった。祐子さんがあまりにも当然のように日曜日ごとに礼拝に出席するのを見て、自分には休まず出席するということはとても出来ないと思い続けていた。しかし、サラリーマンから先の見えない自営業の世界へ。「祈りが必要だ」と痛感した時、受洗への道が開かれた。

「家族が仲良くなる家」「子どもがのびのび育つ家」が家造りの理想だ。施主とは5年でも10年でも濃密な関係になる。人を愛する恵みと課題を味わっている。教会は神の家族、ということと響き合う。施主や業者と直接教会のことを話す機会はあまりない。しかし、業界では珍しく「日曜定休」を貫いている。密やかな信仰の証である。

 

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