【4892号】第41回教団総会 伝道協力の広がりを確認 教団総会・来賓挨拶

台湾基督長老教会  シェ・ポーツァン総会議長
 日本はこの一年多くの災害に見舞われた。同じ環太平洋に位置する台湾でも同様の災害が起こるが、教会には具体的な行動や相互扶助が求められる。私たちの心は日本の人々と共にある。2月の花蓮地震に際する教団からの支援に感謝する。

 中国の圧力がますます強まる中で原住民の人権と正義を守るために海外諸教会とのパートナーシップ保持を強く求めている。お互いのために祈ろう。また台湾独立デモ、プユマ号事故をおぼえ祈っていただきたい。

 

韓国基督長老会 キム・チュンソップ総会長
 韓国基督長老会と貴教団は1967年の宣教協約締結以来、長年パートナーとして歩んできた。私たちの第103回総会および平和会議に秋山徹総幹事をお迎えし、心温まる協働の時が持てたことは大きな喜びであり、忘れがたい財産である。

 一方で台風21、24号や大阪と北海道で起きた地震の被害と苦難から早く回復されるよう心からのお見舞いを祈る。被災した人々に神の恵みと癒しが届くように。この総会のすべてに神の知恵と導きを祈る。

 

基督教大韓監理会 イ・ヨンユン総幹事
 135万の信徒、6500の教会を代表して第41回教団総会を心からお祝い申し上げる。神は東北アジアに貴教団と韓国の教会を建てられ、各教会が東北アジアの平和と和解、神の国の拡張を求めて歩んできたことに感謝する。特に1967年の宣教協約締結以降、両教会の成長のために宣教師の受け入れなど交流と協力を行ってきた。今後も両教会の宣教協力が未来への希望となることを期待している。また朝鮮半島の統一と和解のために祈っていただきたい。

 

在日大韓基督教会 金鐘賢総会長
 神戸東部教会で行われた54回総会において教団世界宣教幹事より祝辞をいただいた。また8月の宣教110周年記念大会では石橋総会議長より暖かい祝辞を、秋山総幹事より記念講演をいただき感謝である。西日本豪雨、熊本地震でも教団の教会と同じ支援と励ましをいただき感謝申し上げる。

 韓国の教会との協約を模索しつつ貴教団と共に歩みたい。福音宣教が進まない時代だが、時が良くても悪くても互いにパートナーとして祈り合いたい。

 

アメリカ改革派教会 エン・ヨン・キム東アジア担当幹事
 今日の変わりゆく政治、経済、社会の課題の中で神の国の発展の一翼を担ってきた貴教団の信仰と献身的な奉仕に、深い感謝をこめて神を賛美する。

 RCAは事業協力と人事協力をとおして、日本での主イエス・キリストの伝道と宣教の共働者である貴教団のすべての献身的な働きに感謝を申し上げる。RCAと貴教団が今日の課題と困難に取り組む働きにおいて、神の恵みと導きがキリストの福音をとおして、私たちをさらに励まし強めてくださるように。

 

日本キリスト教協議会 金性済総幹事
 貴教団は戦中戦後、今日に至るまで日本におけるプロテスタント最大の合同教会として歩んでこられた。NCCには1948年の設立に際しても中心的に貢献し、人材を送るなど支えてくれている。21世紀も20年が過ぎて政治情勢は大きく変わり、人口減少の速度も増している。異常な事件も起こる。そんな時代にどのように福音を語り、どのように奉仕するのかを教会は深刻に問われている。NCCは加盟教派団体と共に、主にお応えしていく所存である。

 

世界教会協議会 チャン・サン アジア議長
 WCCは今年70周年を迎えたが、目指すクリスチャンの一致と行動において善き成果を得られた年だった。その一つの象徴として北朝鮮と韓国のクリスチャンが共に歌いダンスをする光景を見ることができた。歴史は動いている、北朝鮮は変わりつつあると認識した。

 貴教団は日本の教会一致のために労している。教団が労苦している働きは、イエスの働きを真似ているものと思う。教団がWCCと共通の目的をもって共に働いてくれると期待する。

 

アジアキリスト教協議会 マシューズ・ジョージ・チュナカラ総幹事
 CCAは、西はイランから東は日本まで、北はネパールから南はニュージーランドまで広範にわたる。貴教団は1957年のCCA創設以来のメンバーである。昨年ミャンマーで行われた60周年記念集会には教団から参加者が派遣され感謝する。

 CCAの総会は教会の目指すべき宣教と証の業を協議し、方向は未来に向いている。本日の総会も歴史においては一つの道標に過ぎない。どうかこの総会が教団に属する教会にとって励ましとなるよう願っている。

 

大韓イエス教長老会 キム・テヨン副総会長
 両教会は7回に渡り日韓5教団の宣教師の実務者協議会を行ったり貴教団から洛雲海宣教師が派遣されたりするなど協力関係にある。

 朝鮮半島では今、南北首脳会談が行われ和解による平和的交流や協力の道を進んでいる一方で東北アジアにはなお緊張や葛藤がある。 その中で韓日の教会は長年親しい友として歩んできた。今後も両教会が平和の福音伝道のために、共に歩み続けたいと願っている。

 

挨拶された来賓者の他、総会に出席の方々

台湾基督長老教会
 ジョシュア・リェン エキュメニカル幹事

英国メソジスト教会
 シーラ・ノリス宣教師

ミナハサ福音キリスト教会
 ヘイン・アリーナ議長

 へニー・スマクル前議長

在日大韓基督教会
 金柄鎬総幹事

ドイツ福音主義教会
 マルクス・ティブルスキ宣教師

 

海外派遣宣教師報告

ケルン・ボン日本語キリスト教会 佐々木良子宣教師
 なぜ教団は、国内の教会も大変な状況なのに海外に宣教師を遣わすのか、と思う方もおられるかも知れない。私もかつてはそう思っていた。しかし実際にドイツに派遣されて、海外で生活する日本人にとって母語で神の言葉を聞くことがいかに大切かということに気づかされた。礼拝での献金の際には「日本語で御言葉を聞けて感謝。これは当たり前ではなく恵みです」という祈りが必ず献げられる。私自身も母語で聞く御言葉に飢えを感じているが、この総会に来て開会礼拝で御言葉を聞き、日本語で賛美をすることができ現地の人々の気持ちが分かった思いである。海外に宣教師を遣わすことの大切さを実感させられる。

 ドイツのケルン・ボン教会は現住陪餐会員が19名、今年は8名減少した。人的にも経済的にもどん底である。教会員も「どこまで試みに遭わないといけないの」と絶句している。けれども絶望はしていない。お金も人も、身近な頼れる存在も「無い無い尽くし」だからこそ神が働くのを待ち望むしかない、祈るしかない。それはどん底の教会の特権だと考えている。

 経済的に独立することは難しく、ビザの関係で牧師が副業をすることもできない。だから支える会には感謝している。支援がプレッシャーに感じることもあったが、今は喜んで支えてくださる方々に応えていきたいと願っている。

 どうか私たちの教会を「遠い海外の教会」ではなく「一地方教会」として、教団の仲間としておぼえていただけたらと願っている。 (米山恭平報)

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