第36総会期第4回予算決算委員会が、2月1日(月、13時30分~18時20分)及び2日(火、9時30分~12時)の両日にわたって、教団会議室で開催された。
伊藤瑞男委員長による開会祈祷に続き、議事日程を事務局の提案通り決定し、直ちに議題に移った。
先ず、第3回予算決算委員会記録(案)を異議なく承認した後、内藤留幸総幹事より報告を受ける。特に予算決算委員会に直接関わることとして、第4回常議員会に、常議員会議員3名、教区長1名に予算決算委員長を加えた教区活動連帯金検討委員会設置の議案を提出の予定であると報告された。
また計良祐時財務幹事より第一次補正予算案の説明を受ける。これは当初、補正は不要であると思われたが、大阪教区より入金があったためである。
続いて負担金及びその算定方式について、突っ込んだ議論がなされたが、教団全体としては、前述のように検討委員会を設置すること、予算決算委員会内においては、稲垣正策、小平正宣両委員に山上清之委員と計良財務幹事を加えて小委員会を作り、当該課題を集中的に検討することとした。
休憩を挟み、2009年度決算案及び三局(事務局、出版局、年金局)合算表の詳細について寺門文男委員より説明を受け、質疑応答、協議を行なった後、18時20分に閉会した。
2日目は9時30分より委員会を再開、先ず、前日の審議に基づいて第一次補正予算案の審議を行い、説明文の一部修正などの上、承認した。
続いて教職者家族奨学金について計良幹事より、奨学金貸し出し簿と財務の帳簿を照合して資料を作成し、請求書を発送する段階にまで至ったとの報告があった。請求権が消滅しているケースをどう扱うかの問題なども含め、今総会期中に手続きは完了する予定である。
今秋開催予定の全国財務委員長会議について審議、日程を9月13日(月)~14日(火)とした。具体的なテーマは次回の常任委員会で決定するが、各教区の財務状況報告および負担金についての討論が中心となるであろうという点で意見が一致した。
その他、NCC負担金や沖縄に対する連帯金の問題などを協議し、次回の日程を決定して、11時35分に閉会した。
(外崎孝報)