三国間協議会実行委員会は第4回委員会を2月2日に教団会議室で開き、第3回目となるスイス・韓国との三国間協議会を2011年7月5日から4日間東京で開催すると決定した。
教団が宣教協約を結んでいるスイスプロテスタント教会連合(SEK)および韓国の三教団(大韓イエス教長老会《PCK》・基督教大韓監理会《KMC》・韓国基督教長老会《PROK》)と教団による三国間協議会はこれまで02年に韓国で、06年にスイスでそれぞれ開催された。
教団が開催する第3回の会場はYMCAアジア青少年センター(東京・千代田区)。他教会からの参加は、スイス10名、韓国15名、在日大韓基督教会5名など計35名を見込んでいる。教団からは三役・総幹事・実行委員と各教区の代表など、33名程度の出席が見込まれ、全体では70名近くになる。
主題は『平和の絆--一つの体、一つの霊、一つの希望(エフェソ4・3~4)東アジアの平和に対するわたしたちの責任とヴィジョン』。第1日の基調講演は姜尚中(カン・サンジュン)氏を予定している。
また3日目には、第二次世界大戦の罪責に対する贖罪の業として始められたアジア学院を訪ねてアジア地域の他、世界各地から招かれた学生と交流の機会を持つ。協議会に続くオプショナル・ツアーも検討されている。
実行委員会は3月にも開催を予定しており、プログラムの細部の詰めを行って趣意書の完成を急ぎ、参加団体への正式な開催通知を送りたいとしている。
(石田周介報)